生活保護診断・生活保護受給者向け賃貸情報

刑務所から出所|就職先が見つからず家もない

  • こちらでご紹介するのは、ほゴリラの無料申請サポートで、実際に生活保護を受給した事例の1つです。

    今回は刑務所から出所したものの、就職先が見つからず住む家もなくなってしまったSさんのケースです。
    個人情報保護の為、犯罪の内容や刑期については伏せています。
  • 出所後に帰るところが無い

  • 長い刑期を終え、無事に更生し出所したSさんですが、刑務所に入ることになった時点で親族とは絶縁状態にあり、帰る家が無い状態でした。

    Sさんのように出所後の居場所がないという方は非常に多く、再犯によりまた刑務所に戻る方の多くは、帰る場所がなく、無職の状態が続いてしまった方が7割です。
  • 就職活動は非常に困難

  • Sさんのように帰る場所が無い方は、更生保護施設というところで生活することが出来ます。しかし、更生保護施設に居られる期間は原則半年間までとされています。

    犯罪歴のある人が就職先を見つけるのは非常に困難な為、更生保護施設にいられる期間を過ぎても就職先が見つからず路頭に迷う方は少なくありません。

    更生保護施設にいる間に就職先が見つからなかった方は、生活保護を受ける以外の選択肢は基本的になくなってしまいます。
  • 生活保護を受けるには住所を確定する必要がある

  • 生活保護を受給する場合、基本的には賃貸物件に住むことになりますが、家賃の上限が決まっており、規定を超える物件には原則住むことが出来ません。札幌では単身の方の場合36,000円です。その為、生活保護の申請と同時にお部屋探しをされる方が多いです。しかし、賃貸物件に入居する際に受ける入居審査においても、犯罪歴があると大家さんから入居を断られることがほとんどです。

    原則、物件の入居開始日が生活保護の受給開始日になる為、犯罪歴のある方など入居審査に通りにくい方は、申請が受理されても物件が決まらない為、生活保護が開始されないということもあります。
  • Sさんの葛藤

  • 生活保護を受給するしか方法がないとはいえ、Sさんの心境は『出来れば生活保護を受給したくない』というものでした。

    Sさんはもともと、ある種犯罪に巻き込まれた形で刑務所に入所しました。その為、根が悪い人ではなく、刑務所にいる時から税金によって生かされているという思いが強く、出所してもまだ自立出来ない自分に罪悪感を感じている状態でした。

    そのような心境から、税金で賄われている生活保護を受給するということに抵抗があり、私たちにご相談頂いたのも、更生保護施設の期間ギリギリでした。
  • 生活保護の受給理由は人それぞれ

  • 生活保護は生活に困っている人を救う制度です。
    受給に至る経緯は人それぞれなので、病気やケガで働けなくなってしまった方が受給することもあれば、Sさんのように就労の強い意志があっても就職先が見つからず、自立するまで生活保護を受給するという方もいらっしゃいます。
  • 現在のSさんの生活

  • 生活保護の制度について、担当スタッフがお話しした結果、Sさんは受給する意思を固めましたが、申請に同行した際も、Sさんは役所の方にずっと申し訳なさそうな表情をしていました。
    申請は無事に受理され、現在は私たちのご提案した賃貸物件にお住まいになられていて、長く絶縁状態に合った親族の方とも連絡が付き、少しずつ関係が修復してきているそうです。

    Sさんにように、犯罪歴があると就職活動は困難を極めます。また、賃貸物件の入居審査においても落とされてしまうことがほとんどです。
    私たちの提供している楽ちん貸は、審査不要で保証人がいなくても入居可能です。もちろん、入居の際はもう2度と犯罪は犯さないと約束して頂きますが、犯罪歴のある方でも入居可能な物件をご用意してありますので、お困りの方は私たちにご相談ください。

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