生活保護で車は持てる?原則と認められる条件を簡単に解説
【目次】
- 生活保護で車は持てる?結論と考え方
- 車が問題になりやすいケース
- 生活保護でも車が認められる可能性がある条件
- 車を持ちたいときの相談・手続きの進め方
- 車を使うなら守るべき注意点
- よくある質問
- 生活保護総合支援ほゴリラの2つのサポート
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生活保護を検討しているときに「車は必ず手放さないといけないの?」と不安になる人は多いです。ネットには「絶対ダメ」と「条件次第でOK」が混在し、余計に迷いやすくなります。
結論から言うと、生活保護で車は“原則として処分対象になりやすい”一方で、通院や通勤、公共交通が乏しい地域事情など、車がないと生活維持や自立が難しいと判断されれば、例外的に保有・利用が認められる場合があります。ただし、名義が自分でない車の利用、ローンが残っている車、維持費の負担などは判断が厳しくなりやすいポイントです。
この記事では、生活保護と車の基本ルールを「原則→例外条件→注意点」の順に整理し、自治体で差が出やすい点、相談時にどう説明すれば伝わりやすいかまで、わかりやすく解説します。 -
生活保護で車は持てる?結論と考え方
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結論から言うと、生活保護で車は「絶対に禁止」ではありません。ただし基本は、車は資産として見られやすく、原則として処分や活用を求められやすいものです。ここがブレると、その後の判断が全部ぐちゃぐちゃになります。まずは「原則→例外条件→注意点」の順で整理すると、あなたの状況が当てはめやすくなります。
また、車の扱いは全国一律の“単純なルール”だけで決まるわけではなく、生活状況や地域事情、必要性の説明内容によって判断が変わることがあります。だからこそ、この先では「どんな条件なら認められやすいか」と「どこがNGになりやすい境界線か」を先に押さえます。 -
車が「原則処分」になりやすい理由
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生活保護は、最低限度の生活を支えるための制度なので、まずは手元の資産や利用できる手段を活用する考え方がベースになります。車は売却できる資産と見なされやすく、さらに維持費もかかるため、生活保護の考え方と衝突しやすいポイントです。
つまり「車がある=即アウト」ではなく、「車がある場合は、原則として処分が検討されやすい」という理解が適切です。 -
「絶対禁止」ではないが自治体で判断が分かれる
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一方で、車がないと生活の維持や自立が現実的に難しい事情がある場合は、例外的に保有や利用が認められる可能性があります。たとえば通院や通勤、公共交通が乏しい地域事情などです。
ただし、何が「必要」と判断されるかは状況次第で、運用面で差が出ることもあります。なので次の章では、判断が厳しくなりやすいパターンを先に潰し、あなたが説明すべきポイントを明確にします。 -
車が問題になりやすいケース
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ここは「知らずに踏む地雷」が多いパートです。車そのものよりも、ローン・名義・利用実態・維持費が絡むと判断が一気に難しくなります。先に“揉めやすい型”を知っておくと、相談時に余計な誤解を招きません。
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受給前から車を持っている場合
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受給前から車を持っていると、まず見られるのは「資産としてどう扱うか」と「生活維持に本当に必要か」です。必要性が弱いと処分の方向になりやすい一方で、通院や就労などで“車がないと生活が成り立たない”事情が具体的に説明できると、例外の検討に入りやすくなります。
ポイントは感情ではなく、目的・頻度・代替手段の有無を具体化することです。 -
ローンが残っている場合に注意する点
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ローンが残っている車は特に注意が必要です。受給後の家計は限られやすいので、返済を続ける設計そのものが難しいと見られることがあります。さらにローン返済だけでなく、保険料や税金、車検なども含めた支出計画が説明できないと、保有の合理性が弱くなります。
ここは「ローン中でも絶対ダメ」と断言せず、返済と維持費の見通しをどう示すかが論点だと押さえるのが安全です。 -
名義が自分でない車を使うときの落とし穴
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「名義が家族だから大丈夫」「他人名義ならセーフ」と思われがちですが、名義だけで決まりません。見られやすいのは実際に誰がどれだけ使っているかと、誰が維持費を負担しているかです。
実態として“自分専用”のようになっていると、名義に関係なく保有に近い扱いで見られる可能性があります。逆に、たまの送迎や一時的利用など、限定的なら説明が通りやすいケースもあります。 -
維持費(保険・税金・車検・ガソリン)の扱い
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車の可否は、必要性だけでなく「維持できるか」もセットで見られます。維持費が家計を圧迫すると、生活の安定が崩れるリスクがあるからです。ここで大事なのは、金額の大小よりも、毎月・毎年の支出がどのくらい発生し、どう捻出するかを整理しておくことです。
維持費が曖昧だと、必要性があっても判断が厳しくなりやすいので、次の章では「認められやすい条件」を具体例で整理します。 -
生活保護でも車が認められる可能性がある条件
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ここがこの記事の核です。ポイントは「車が便利だから」ではなく、車がないと生活維持・自立が現実的に難しいと説明できるかどうかです。判断材料になりやすいのは、地域の交通事情、通院や就労の必要性、障害や介護などの事情、そして代替手段(公共交通・タクシー・家族支援等)の現実性です。以下の条件に当てはまるほど、例外として検討されやすくなります。
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公共交通が乏しい地域で生活維持に必要な場合
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バスや電車の本数が少ない、最寄りの医療機関や買い物先が遠いなど、公共交通だけでは生活が回らない地域事情があると、必要性の説明がしやすくなります。ここでは「不便」ではなく、移動できないと何ができなくなるかを具体化するのがコツです。
例えば、通院が継続できない、就労の時間帯に交通手段がない、日常の最低限の買い物が成立しない、といった形です。 -
通院・治療のために必要な場合
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通院は認められやすい理由の一つですが、刺さる説明は「病気がある」ではなく、通院頻度・距離・交通手段の困難さです。例えば、週に何回、どの医療機関へ、公共交通だと所要時間がどれくらい増えるか、徒歩移動が難しい事情があるか、といった事実ベースで組み立てます。
通院目的は強い一方で、目的外利用が疑われると一気に弱くなるので、用途の整理もセットで行います。 -
就労(通勤・仕事の継続)のために必要な場合
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就労のために車が必要なケースは、「自立のために就労を続ける」文脈で説明が通りやすいことがあります。重要なのは、車がないと勤務継続が困難になる合理性です。具体的には、勤務時間帯に公共交通がない、勤務地が交通不便地、複数拠点で移動が必要など、代替手段が現実的でない事情を示します。
ここも「仕事だから当然」ではなく、代替不可の根拠を出すのが勝ちです。 -
障害・介護・子どもの送迎など日常生活で必要な場合
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障害や介護、子どもの送迎などは、生活維持の観点から必要性が説明しやすい領域です。ただし、自治体で判断が分かれやすいこともあるため、事情の具体化が重要になります。
例えば、介助が必要で公共交通の利用が難しい、医療・療育の通所が継続できない、送迎がないと生活が破綻する、といった形で「車がない場合の支障」を明確にします。 -
判断が割れやすいグレーゾーン例
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グレーになりやすいのは、「買い物が不便」「送り迎えが楽」など、必要性が弱く見える言い方になっているケースです。同じ状況でも、説明の仕方で結果が変わることがあります。
ここでは、必要性の伝え方を誤ると損をするので、次の章で「相談前に整理すべき要点」「伝え方のテンプレ」「用意したい資料」に落としていきます。 -
車を持ちたいときの相談・手続きの進め方
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ここは「車が必要かどうか」を決める以前に、どう説明すれば誤解なく伝わるかの章です。失敗パターンは、理由が抽象的、代替手段の検討がない、費用の見通しが曖昧、名義や利用実態が整理されていない、の4つ。逆に言えば、ここを整えるだけで相談がスムーズになりやすいです。
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相談前に整理すべき「必要性」の要点
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最初に、車が必要な理由を「生活維持」「就労継続」「通院継続」などの軸に分け、優先度の高い理由から並べます。その上で、車がない場合に起きる支障を具体化します。ここで大事なのは、“困る”ではなく、困る内容が再現できるレベルで説明できることです。
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伝え方のテンプレ
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説明はこの型に寄せると通りやすくなります。
- 目的:何のために車が必要か(通院、通勤、介護、送迎など)
- 頻度:週何回、どの時間帯に使うか
- 代替手段:公共交通の本数、所要時間、タクシーの現実性、家族支援の可否
- 影響:車がないと生活や就労、通院がどう崩れるか
この4点が揃うと、必要性の話が「感想」ではなく「判断材料」になります。 -
用意したい資料
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口頭だけだと弱いので、証拠になりやすいものを揃えると強いです。例としては、通院先や頻度が分かる資料、勤務シフトや就労証明、路線図や時刻表、公共交通での所要時間メモ、維持費の概算(保険・税金・車検・ガソリン)などです。資料があると「必要性」と「現実性」がセットで伝わります。
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認められなかった場合の現実的な選択肢
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車が認められない可能性も想定しておくと、心理的にも実務的にも詰まりにくいです。代替案としては、公共交通+徒歩の組み合わせ、福祉移送や地域の移動支援、家族送迎の調整、必要時のみタクシー利用などがあります。
次の章では、車を使う場合にトラブルになりやすい注意点(目的外利用・状況変更・隠すリスク)を整理します。 -
車を使うなら守るべき注意点
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車の保有・利用が認められたとしても、そこで終わりではありません。むしろ大事なのは「認められた前提を崩さない」ことです。トラブルの多くは、目的外利用、状況の変化を伝えない、実態と説明のズレ、そして隠し事から起きます。ここを押さえておけば、不必要な誤解や指摘を避けやすくなります。
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目的外利用をしない
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車が必要だと認められた理由が「通院」「通勤」など特定の目的に紐づいている場合、その範囲外の利用が増えると説明との整合性が崩れます。大事なのは“使ったかどうか”よりも、“必要性の根拠と利用実態が一致しているか”です。自分の中でも用途を整理しておくと、余計な不安が減ります。
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状況が変わったら早めに相談する
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就労の時間帯が変わった、通院頻度が減った、引っ越して交通事情が変わったなど、前提が変わると判断も変わり得ます。こうした変化を放置すると「説明と違う」と見られやすいので、変化が出た時点で早めに相談する方が安全です。
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隠すのが一番危険
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「言うと不利になりそう」と感じて隠すのが、いちばんリスクを上げます。後から発覚すると、必要性の判断そのものより「意図的に隠した」と見なされやすく、話がこじれます。
車に関することは、名義・保管場所・利用頻度・費用負担など、実態を整理した上で相談し、ルールの範囲で使う設計にするのが結果的に安全です。 -
よくある質問
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ここでは「検索されやすい疑問」を先回りして短く整理します。結論だけでなく、どこが判断ポイントかも一言添えると誤解が減ります。
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Q1 生活保護を受けたら車は必ず手放す?
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原則として車は資産として見られやすく、処分や活用を求められやすいです。ただし、車がないと通院や就労など生活維持が難しい事情が具体的に説明できる場合は、例外として認められる可能性があります。
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Q2 家族名義・他人名義の車は使える?
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名義だけで決まるわけではありません。実態として「自分専用」になっていたり、維持費を自分が負担していたりすると、保有に近い扱いで見られる可能性があります。利用目的・頻度・費用負担・保管場所を整理して相談するのが安全です。
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Q3 ローン中の車はどうなる?
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ローン返済を続ける設計や維持費の見通しが論点になりやすいです。「ローン中=即アウト」と断言はできませんが、返済と生活の両立が現実的か、代替手段はあるかを含めて検討されやすいポイントです。
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Q4 車が必要だと認められやすいのはどんな条件?
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通院・通勤・公共交通が乏しい地域事情など、車がないと生活維持や自立が現実的に難しい事情があるケースです。説明は「目的・頻度・代替手段・影響」の型で具体化すると通りやすくなります。
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Q5 申請前にどう相談すればいい?
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不安でも隠すより、事実を整理して相談した方が安全です。通院や勤務、交通事情、維持費の見積もりなどを揃え、「なぜ車が必要で、代替が難しいのか」を具体的に伝える準備をしてから相談するとスムーズです。
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生活保護総合支援ほゴリラの2つのサポート
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ここまで、生活保護と車に関することを解説しました。車は絶対に禁止ではありませんが、生活保護では資産として見られやすく原則は処分が検討されることや、例外として認められやすいのは、通院や通勤、交通が不便な地域事情、障害や介護・送迎など、車がないと生活維持が現実的に難しいケースであることなどがお分かりいただけたかと思います。
また、車の所有が認められた後も、目的外利用や状況変更の放置、隠し事はリスクを上げるので避けるのが安全です。
本記事を執筆しているほゴリラでは、これから生活保護の受給をご検討されている方のために「生活保護の申請同行サポート」、賃貸の入居審査に通らない生活保護受給者の方のために「楽ちん貸」というサービスを行なっておりますので、以下で簡単にご紹介致します。 -
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著者
井口 優
株式会社フォーユー 代表取締役社長生活保護は発足から70年以上も経過している制度であるにもかかわらず、未だ国民の理解が低く、「生活保護をよく知らない」ことが原因で、受給できるのに受給していない方が多くいらっしゃいます。ほゴリラのサービスを通じて1人でも多くの生活困窮者に手を差し伸べることで、日本全体の貧困問題を解決する一助となれるよう日々精進していきたいと考えています。
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