生活保護診断・生活保護受給者向け賃貸情報

親が生活保護世帯の子どもが大学進学する方法を簡単に解説!

【目次】

  • 生活保護世帯は大学に進学できない
  • 生活保護世帯の子どもが大学進学する方法
  • 世帯分離の2つのケース
  • 生活保護総合支援ほゴリラの2つのサポート
  • 高校を卒業すると、就職か専門学校や大学への進学かを選択することになります。しかし、生活保護世帯は世帯収入が厚生労働省の定める最低生活費に満たないため、数年前までは高校を卒業したらすぐに就職するべきとされてきました。

    本記事では、生活保護世帯の子どもが大学進学することは可能なのかを簡単に解説します。
  • 生活保護世帯は大学に進学できない

  • 学歴社会と言われる日本では、年々大学や専門学校への進学率が高まっています。しかし、生活保護世帯に大学生は加入することができません。
  • 全国的な大学進学率

  • 大学進学率は年々上昇しており、2021年の統計では専門学校も含めた進学率は約84%です。大学だけの進学率でも約57%となっており、実に半数以上が就職よりも進学を選択していることがわかります。
  • 最低限度の生活を保証する制度

  • 生活保護は日本国憲法第25条「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」を具現化した制度です。そのため、義務教育を受けることは当然のこと、スマホのように国民のほとんどが所有しているものを所有することは認められております。
    一方で、大学進学は必ずしも必要であるとはいえず、アルバイト等で生計を立てることが可能なことから生活保護世帯のまま大学に進学することは認められておりません。
  • 生活保護世帯の子どもが大学進学する方法

  • 上記でも解説したように、生活保護世帯の子どもが大学に進学することはできません。とはいえ、悲観する必要はなく、親が生活保護を受給していても大学に進学する方法はあります。以下で簡単に解説します。
  • 世帯分離

  • 生活保護は、個人ではなく世帯で受給するものです。そのため、大学に進学するのであれば住民票の世帯を分ければ良いのです。これを"世帯分離"と呼びます。
    世帯分離をすることで、生活保護を受給している親と別の世帯になるため、大学に進学することができるようになります。
  • 大学進学のお金は奨学金制度を利用

  • 世帯分離をすれば大学に進学することができますが、入学費用等の進学に必要なお金の問題もあるでしょう。生活保護を受給していてもある程度の貯金は認められていますが、大学の進学費用は安くても200万円以上は必要になります。そのため、大学に進学する場合は奨学金制度を利用するのが一般的です。
  • 世帯分離の2つのケース

  • 生活保護世帯の子どもが大学に進学するためには、上記で解説した世帯分離が必須になります。なお、世帯分離には一人暮らしをする場合と、実家に住み続ける場合の2つのケースがありますので、以下で簡単に解説します。
  • 大学生が一人暮らしをする

  • 世帯分離をしてしまえば、生活保護世帯と一般の単身世帯に分かれることになります。つまり、大学に進学する子どもは生活保護世帯ではなくなるということです。それにより、大学の近く等に転居して一人暮らしをすることが可能になります。
    とはいえ、生活保護から抜けるにあたり、国民健康保険の加入が義務付けられるため、医療費が無料ではなくなる、生活費を自分で稼がなければならないなど生活に様々な影響があります。

    また、世帯から1人抜けることにより、生活扶助や住宅扶助が減額になるため、生活面の影響は生活保護世帯の親の方にも少なからずありますので、あらかじめ知っておくと良いでしょう。
  • 実家から大学に通う

  • 世帯分離をしたからといって、必ずしも一人暮らしをしなければならないわけではありません。今まで通り親元で暮らしながら、大学に進学することも可能です。
    とはいえ、上記でも解説したように、生活保護世帯ではなくなるため、同居していても生活費は別にする必要があります。なお、親元で暮らす場合は住宅扶助の金額は減額されず、生活扶助のみ減額になりますのでご安心ください。

    また、アルバイト等で稼いだ収入を親の生活費に充てるなどした場合、収入を申告しなければならず、申告した収入分が翌月の生活保護費から差し引かれる形となります。収入申告を怠った場合は不正受給とみなされますので、同じ家で生活していても生活費はしっかりと分けましょう。不正受給については以下の記事をご参照ください。
    生活保護の不正受給とは?過去の事例を元にわかりやすく解説
  • 進学準備給付金

  • 2018年から新たに創設された、進学準備給付金という制度があります。実家から大学に進学する場合は10万円、一人暮らしをする場合は30万円が給付されます。一人暮らしをする場合は、新居に関する諸費用が必要なため、実家暮らしの人よりも多く給付されますが、地域によっては金額が不足することも考えられますので注意しましょう。
  • 生活保護総合支援ほゴリラの2つのサポート

  • ここまで、生活保護世帯の子どもの大学進学について解説しました。世帯分離をしなければ大学進学できないことや、世帯分離をしても実家暮らしが可能なことなどがお分かりいただけたかと思います。

    本記事を執筆しているほゴリラでは、これから生活保護の受給をご検討されている方のために「生活保護の申請同行サポート」、賃貸の入居審査に通らない生活保護受給者の方のために「楽ちん貸」というサービスを行なっておりますので、以下で簡単にご紹介致します。
  • 生活保護の申請同行サポート

  • 生活保護の申請同行サポートでは、生活保護に関するご相談を年間約6,000件受けている生活保護の専門家が、実際にご相談者様の生活保護申請に同行させていただきます。
    生活保護の申請は簡単ではありません。自治体の相談員にこれまでの経緯や働けない事情等を説明し、相談員を納得させる必要があります。加えて、申請に必要な書類は何枚もあり、書き方がわかりにくくなっています。
    生活保護の申請サポートをご利用いただければ、上記の事柄はもちろんのこと、生活保護の申請から受給開始に至るまで無料でサポートさせていただきます。

    申請同行サポートをご利用いただいた際の受給決定率は99%となっておりますので、生活保護を検討している方はぜひご利用ください。
    0120-916-144
    通話料不要のフリーダイヤルです。
  • なお、ご自身が生活保護の受給条件を満たしているかどうかわからない場合は以下の生活保護診断をご利用いただくことで、60秒で受給可否を診断できます。なお、診断やご相談はすべて無料ですのでご安心ください。
    【生活保護診断】簡単な質問に答えるだけ!60秒で生活保護が受給可能か診断
  • 楽ちん貸

  • 楽ちん貸は、ご自身の名義で住居を借りることが難しい方に代わって、私たちが契約者となり住居を借り受け、住居を借りることが難しい方に対して、住居を提供させていただいております。

     楽ちん貸の特徴は以下の通りです。
    • 保証人不要
    • 保証会社不要
    • 家具家電付き対応
    • 即日入居可能
    • 契約初期費用の分割可
    生活保護を受給されている方の中には、過去に家賃滞納や自己破産等の履歴がある方も少なくありません。しかし一般的な賃貸の入居審査は、一度でも家賃滞納やローン滞納をしてしまうとほとんどの審査に落とされてしまいます。
     楽ちん貸をご利用いただければ、一般的な賃貸の入居審査を受ける必要がないため上記の問題を解決できます。かつ、家賃支払いもサービスの中で融通がきくようになっており、家賃を支払えなくなる心配もありません。楽ちん貸をご利用いただける条件は、生活保護を受給していることだけです。
    賃貸の入居審査に通らず転居先が見つからない方や、住居がなくお困りの方はご相談だけでも承っております。お気軽にご相談ください。
    通話料不要のフリーダイヤルです。
  • 過去に入居審査に通らなかったことがある方や、現住居で家賃の支払いが遅れてしまったことがある方、ご自身の名義で賃貸を契約したことが無い方は、一般的な賃貸の入居審査に通る可能性がどのくらいあるかを診断できる「賃貸入居審査診断」を受けてみてください。無料かつ60秒で完了できる内容となっておりますので、診断して現状を知っておいて損はありません。
    【無料】賃貸の入居審査に通る可能性がどのぐらいあるかが60秒でわかります!賃貸入居審査診断

ほゴリラの2つの無料診断

生活保護受給診断

簡単60秒で秘密厳守で生活保護を受給可能か診断できます。申請をご希望であれば無料で申請サポートいたします。

賃貸入居審査かんたん診断

簡単60秒で賃貸の審査が通りやすいか診断可能です。生活保護の方には初期費用0保証人無し「楽ちん貸」のご紹介も可能です。