アパートを借りてからじゃないと生活保護は受けられない?
【目次】
- 生活保護を受給できる条件
- アパートを借りてからじゃないと受給開始にならない場合がある
- アパートの入居審査に通らない生活保護受給者は多い
- 生活保護総合支援ほゴリラの2つのサポート
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生活保護を受給する場合、資産となる持ち家を所有することができないため、生活保護世帯の多くはアパートなどの賃貸物件に居住することになります。しかし、アパートの契約が先なのか。または生活保護の受給が先なのかわからない方もいらっしゃるかと思います。
本記事では、生活保護を受給するのが先なのか、アパートの契約が先なのかを解説していきます。これから生活保護の受給をお考えの方は参考にしていただければ幸いです。
なお、本記事を執筆しているほゴリラでは、生活保護の受給が可能か診断できる「生活保護の受給診断」と、賃貸の入居審査に通過できる可能性がどれぐらいあるか診断できる「賃貸の入居審査診断」を運営しております。どちらの診断も簡単な質問に答えるだけで60秒で結果がわかりますので、ぜひお気軽にご利用ください。 -
生活保護を受給できる条件
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本記事をお読みになられている方に中には、これから生活保護の受給をお考えになられている方もいらっしゃるかと思います。本題に入る前に、生活保護を受給できる条件を簡単に解説しますので、おさらいしていただければと思います。
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収入が生活保護費に満たない
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1つめの条件は、収入が生活保護費よりも少ないことです。生活保護費は国が定めた最低限度の生活を保証する制度ですので、生活保護費よりも収入が少ない方は生活保護の受給対象となります。一人暮らしの生活保護費については以下の記事で詳しく解説しておりますので、参考にしていただければ幸いです。
生活保護の基準となる最低生活費は一人暮らしだといくらになるのか? -
資産や貯金がない
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収入が少なくとも、まとまった貯金がある場合や売却可能な資産を所有している場合は生活保護を受給することができません。貯金を全て生活費に充てて、持ち家や車などの資産も売却して生活費に充てましょう。それでも生活困窮が改善されなかった場合に改めて生活保護を受給することができます。とはいえ、一定の条件を満たしていれば所有が認められる可能性がありますので、詳しく知りたい方は以下の記事をお読みください。
生活保護を受けても車を所有することは可能!所有可能な条件を解説! -
親族に頼ることができない
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最後の条件は、親族から経済的な援助が受けられないことです。上記2つの条件を満たしていても、親族から援助が受けられる場合は生活保護を受けることができません。そのため、生活保護を申請すると原則3親等内の親族に「扶養照会」が行われます。
なお、事情がある場合は扶養照会をせずに生活保護を受給することができますので、詳しくは以下の記事をお読みください。
生活保護の扶養照会は断り方があります!断り方を簡単に解説 -
アパートを借りてからじゃないと受給開始にならない場合がある
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生活保護を申請すると、原則14日以内に受給可否の判断がされます。しかし、受給が決定した場合でもすぐに受給開始にならない場合があります。これは、生活保護費が生活費と家賃が合算で支給されるためです。
生活保護を受給すると居住可能な家賃に制限がかかるなど、これまでの住居に住むことができなくなる可能性があるため、生活保護の規定内の物件に転居する方は少なくありません。このような場合は生活保護の条件を全て満たしてから受給開始になるケースが多いため、アパートを借りてからじゃないと受給開始にならない場合があります。 -
アパートの入居審査に通らない生活保護受給者は多い
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上述したように、生活保護の規定内のアパートに転居する必要がある方は少なくありません。しかし、アパートを契約するためには入居審査を受ける必要があり、審査に通らない方が多いという注意点があります。
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生活困窮時の家賃や借金の滞納
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生活保護は生活困窮から自力で抜け出すことができない方が受けられる制度ですので、生活保護を受給する以前に家賃や借金の滞納をしてしまっている方がいらっしゃいます。このような場合は滞納歴が残ってしまうため、入居審査に大きく影響することになります。
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精神疾患があると審査はほぼ通らない
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生活保護を受給する方の中には、精神疾患を患ってしまった方が多くいらっしゃいます。精神疾患といっても症状は様々ですが、騒音等の隣人トラブルに発展する可能性が非常に高くなります。
大家さんは入居者に少しでも長く住んでもらうことで、安定した家賃収入を得られることが最も望ましいため、入居者が退去する可能性のある隣人トラブル等は最も懸念されてしまうポイントです。そのため、生活保護世帯の入居審査では生活保護の受給理由も非常に重要になります。 -
生活保護総合支援ほゴリラの2つのサポート
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ここまで、アパートを借りてからじゃないと生活保護を受給することができないのか解説しました。仮に住居が無い場合などでも、生活保護を申請することは可能だが保護費が受給開始にならないケースがあることなどがおわかりいただけたかと思います。
本記事を執筆しているほゴリラでは、これから生活保護の受給をご検討されている方のために「生活保護の申請同行サポート」、賃貸の入居審査に通らない生活保護受給者の方のために「楽ちん貸」というサービスを行なっておりますので、以下で簡単にご紹介致します。 -
生活保護の申請同行サポート
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生活保護の申請同行サポートでは、生活保護に関するご相談を年間約6,000件受けている生活保護の専門家が、実際にご相談者様の生活保護申請に同行させていただきます。
生活保護の申請は簡単ではありません。自治体の相談員にこれまでの経緯や働けない事情等を説明し、相談員を納得させる必要があります。加えて、申請に必要な書類は何枚もあり、書き方がわかりにくくなっています。
生活保護の申請サポートをご利用いただければ、上記の事柄はもちろんのこと、生活保護の申請から受給開始に至るまで無料でサポートさせていただきます。
申請同行サポートをご利用いただいた際の受給決定率は99%となっておりますので、生活保護を検討している方はぜひご利用ください。
0120-916-144
通話料不要のフリーダイヤルです。 -
なお、ご自身が生活保護の受給条件を満たしているかどうかわからない場合は以下の生活保護診断をご利用いただくことで、60秒で受給可否を診断できます。なお、診断やご相談はすべて無料ですのでご安心ください。
【生活保護診断】簡単な質問に答えるだけ!60秒で生活保護が受給可能か診断! -
楽ちん貸
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楽ちん貸は、ご自身の名義で住居を借りることが難しい方に代わって、私たちが契約者となり住居を借り受け、住居を借りることが難しい方に対して、住居を提供させていただいております。
楽ちん貸の特徴は以下の通りです。- 保証人不要
- 保証会社不要
- 家具家電付き対応
- 即日入居可能
- 契約初期費用の分割可
生活保護を受給されている方の中には、過去に家賃滞納や自己破産等の履歴がある方も少なくありません。しかし一般的な賃貸の入居審査は、一度でも家賃滞納やローン滞納をしてしまうとほとんどの審査に落とされてしまいます。
楽ちん貸をご利用いただければ、一般的な賃貸の入居審査を受ける必要がないため上記の問題を解決できます。かつ、家賃支払いもサービスの中で融通がきくようになっており、家賃を支払えなくなる心配もありません。楽ちん貸をご利用いただける条件は、生活保護を受給していることだけです。
賃貸の入居審査に通らず転居先が見つからない方や、住居がなくお困りの方はご相談だけでも承っております。お気軽にご相談ください。
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過去に入居審査に通らなかったことがある方や、現住居で家賃の支払いが遅れてしまったことがある方、ご自身の名義で賃貸を契約したことが無い方は、一般的な賃貸の入居審査に通る可能性がどのくらいあるかを診断できる「賃貸入居審査診断」を受けてみてください。無料かつ60秒で完了できる内容となっておりますので、診断して現状を知っておいて損はありません。
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著者
井口 優
株式会社フォーユー 代表取締役社長生活保護は発足から70年以上も経過している制度であるにもかかわらず、未だ国民の理解が低く、「生活保護をよく知らない」ことが原因で、受給できるのに受給していない方が多くいらっしゃいます。ほゴリラのサービスを通じて1人でも多くの生活困窮者に手を差し伸べることで、日本全体の貧困問題を解決する一助となれるよう日々精進していきたいと考えています。
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