京都市の 生活保護診断・生活保護受給者向け賃貸情報

年金暮らしは賃貸の審査に通る?増える高齢者の賃貸事情とは

【目次】

  • 年金暮らしの高齢者が賃貸の入居審査に通りにくい
  • 後期高齢者はさらに審査が厳しくなる
  • 年金暮らしの高齢者が賃貸の審査に通りやすくなるコツ
  • 年金暮らしよりも生活保護の方が審査に通りやすい傾向がある
  • 生活保護を受給できる条件
  • 生活保護総合支援ほゴリラの2つのサポート
  • 現代の日本は少子高齢化と核家族化が進み、一人暮らしの高齢者が増え続けています。しかし、老人ホームやサ高住などは月額費用が高額な場合があり、親族からの援助が無ければ年金暮らしでは経済的に入居が難しい方もいらしゃるでしょう。

    本記事では、年金暮らしの高齢者が賃貸の審査に通るのかを解説していきます。これから賃貸へお引越しを検討されている高齢者の方の参考になれば幸いです。
  • 年金暮らしの高齢者が賃貸の入居審査に通りにくい

  • まず結論から申し上げますが、高齢者は賃貸の入居審査に通りにくい傾向にあります。一見すると高齢者は頻繁に転居することはないため、1度入居すると長期間に渡って家賃収入が見込めますが、大家さんにはそれ以上のデメリットがあるのです。
  • 孤独死の可能性

  • 1つ目は高齢者の孤独死問題です。高齢化が進むにつれてメディアで高齢者の孤独死が報じられることも増えていますが、大家さんにとっては所有する賃貸の1室で孤独死が起こってしまった場合、いわゆる「事故物件」になってしまうため次の入居者を募るのが難しくなり、孤独死の状況によっては多額の修繕費用が必要になります。そのため、高齢者は入居審査のハードルが高くなっています。
  • 災害時に逃げ遅れる可能性

  • 2つ目は、地震や火災などの災害が起こった時に、足の遅い高齢者は逃げ遅れて事故死してしまう可能性が高いことです。大規模な災害の場合は建物自体が建て直しになる可能性がありますが、高齢者の場合は地震でタンスの下敷きになってしまう可能性や、火災に気付くのが遅れて煙を吸いすぎたことで亡くなってしまう可能性など、小規模な災害でも死亡のリスクが高いため、審査に通りにくいのです。
  • 後期高齢者はさらに審査が厳しくなる

  • 一般的に65歳以上の方が高齢者とされていますが、75歳以上の高齢者は「後期高齢者」という括りになります。上記でお伝えしたように、死亡のリスクが高いことが審査に影響しているため、後期高齢者はさらに審査のハードルが高まります。
  • 年金暮らしの高齢者が賃貸の審査に通りやすくなるコツ

  • 年金暮らしの高齢者が賃貸の審査に通りにくいのは確かですが、決して審査に通らないというわけではありません。以下で解説する条件を満たしていれば、審査に通りやすくなりますので参考にしてみてください。
  • 高齢者が入居可能な賃貸の中から探す

  • 賃貸物件には「子供可」や「ペット可」、「女性専用」など、大家さんが事前に入居条件を定めています。このような条件には「高齢者可」や「高齢者歓迎」などがありますので、高齢者が賃貸物件を探す場合は上記のような条件の物件の中から探すとスムーズです。
  • 親族の近くで探す

  • 上記で高齢者が審査に通りにくい理由をご説明しましたが、例えば家賃の支払いが滞った場合、高齢者は室内での孤独死の可能性があります。そのため、家賃滞納が起こった場合や入居者と連絡が取れない場合、親族がすぐに直接確認に行ける距離であることが望ましいのです。このようなことから、親族が近くにお住まいであることで審査に通る場合があります。
  • 保証会社と連帯保証人を付ける

  • 現在の日本では、少子高齢化や核家族化等の影響により連帯保証人を用意できない方が増加しているため、昨今は保証人としての役割を企業が担う「保証会社」を利用するのが一般的です。高齢者の場合は、保証会社と連帯保証人の両方を付けることで入居させてもらえる可能性があります。
    保証会社についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
    賃貸保証会社の審査に通るには?重要なポイント6選を解説
  • 年金暮らしよりも生活保護の方が審査に通りやすい傾向がある

  • 年金の支給額が年々低下していることや、度重なる物価の上昇などから年金暮らしをするのも簡単ではないでしょう。そのため、2022年時点で65歳以上の高齢者で働いている方は総務省の統計で900万人以上との調査結果が出ています。しかし、高齢者は持病を抱えていることも多く、体力的にも満足に働くことは難しいのではないでしょうか。

    ここまで、年金暮らしの高齢者は賃貸の入居審査に通りにくいことがお分かりいただけたかと思いますが、同じ高齢者でも生活保護の方が審査に通りやすい傾向に あります。
  • 最低限の生活が保証されている

  • 生活保護は、日本国憲法第25条「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」に基づいて設立された制度です。そのため、国が定めた最低限の生活が保証されているので、経済的な困窮による家賃滞納等が基本的には起こり得ないのです。
  • 生活保護費から家賃が支給される

  • 生活保護費は年金とは異なり、生活費や家賃など、それぞれ項目が分けられております。そのため、生活費から家賃分をやりくりする必要がありませんので、大家さんとしては年金暮らしの方よりも生活保護の方が家賃支払いの面では信用されやすいのです。
  • 福祉事務所の職員による安否確認がある

  • 高齢者が審査に通りにくい理由として、孤独死のリスクがあるとご説明しました。生活保護を受給している方は身寄りのない方も多いですが、生活保護世帯には福祉事務所の職員であるケースワーカーが担当として割り当てられます。

    ケースワーカーは、担当になった生活保護受給者の生活指導や就労支援等、受給者のサポート全般が主な業務です。そのため、ケースワーカーによる定期的な家庭訪問があるほか、入居者と連絡が取れない場合などは親族に加えてケースワーカーにも安否確認を依頼できるのです。
    ケースワーカーについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をお読みください。
    ケースワーカーとは?生活保護受給者とはどんな関係なのか?
  • 生活保護を受給できる条件

  • 本記事をお読みになられている方の中には、生活保護の受給をご検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。以下で、生活保護を受給できる条件を簡単に解説していきますので、参考にしていただけば幸いです。
  • 収入が生活保護費に満たない

  • 1つめは年金等の収入の合計が生活保護費よりも少ないことです。生活保護は国が定めた最低限度の生活を保障する制度ですので、生活保護費は最低限の生活費ということになります。そのため、生活保護費よりも収入が少ない方は国が定める最低限の生活水準に達していないと判断できるため、生活保護の受給対象となります。なお、高齢者に支給される生活保護費は地域によって金額が異なりますので、以下の記事で詳しく解説しております。
    生活保護の高齢者が一人暮らしする際の支給額はどのぐらい?
  • 貯金や資産がない

  • 2つめは持ち家や車など、売却することで生活費を捻出することができる資産を所有していないことや一定額以上の貯金がないことです。1つめの条件を満たしていても、これらを駆使して生活費を捻出する方法がある場合は本当の意味で生活に困窮しているとはいえないため、生活保護の対象にはなりません。とはいえ、郊外で車が無いと生活が困難であると認められる場合などは、車を所有したまま生活保護を受給できる場合があります。
  • 頼れる親族がいない

  • 3つめは、親族に頼ることができないことです。収入が少なく資産を所有していない状態であっても、親族から経済的な支援を受けられる場合は生活保護の受給対象にはなりません。とはいえ、親族には親族の生活があります。著しい負担をかけてまで支援をしてもらう必要はなく、余裕があり支援が可能だと親族が返答した場合に限られます。
  • 生活保護総合支援ほゴリラの2つのサポート

  • ここまで、年金暮らしの高齢者が賃貸の審査に通るのか解説しました。高齢者は孤独死のリスクや災害時の事故などが起きてしまう可能性が高いため、年齢が高くなればなるほど賃貸を借りにくくなることや、年金暮らしよりも生活保護の方が賃貸を借りやすくなることなどがお分かりいただけたかと思います。

    本記事を執筆しているほゴリラでは、これから生活保護の受給をご検討されている方のために「生活保護の申請同行サポート」、賃貸の入居審査に通らない生活保護受給者の方のために「楽ちん貸」というサービスを行なっておりますので、以下で簡単にご紹介致します。
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    上述したように、生活保護の申請は簡単ではありません。自治体の相談員にこれまでの経緯や働けない事情等を説明し、相談員を納得させる必要があります。加えて、申請に必要な書類は何枚もあり、書き方がわかりにくくなっています。
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