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札幌の生活保護が多い区は何区?生活保護が多い区に共通した特徴とは

【目次】

  • 札幌の人口と生活保護の世帯数の割合
  • 生活保護世帯が多い区の特徴①アクセス
  • 生活保護世帯が多い区の特徴②住居の制限
  • 生活保護総合支援ほゴリラの2つのサポート
  • 札幌は約100万世帯が暮らしており、そのうち5.5万世帯が生活保護を受給しています。生活保護世帯の多さ(受給率)で言うと、日本全体で大阪に次ぐ2番目です。
    札幌は全部で10の区からなる都市ですが、生活保護を受給している世帯の多い区と少ない区があります。果たして、その理由とは何なのでしょうか。

    本記事では、札幌で生活保護世帯の多い区は何区なのか?また、その理由についても合わせて解説していきます。これから札幌で生活保護の受給を検討されている方は、是非参考にしてみてください。

    なお、本記事を執筆しているほゴリラでは、生活保護の受給が可能か診断できる「生活保護の受給診断」と、賃貸の入居審査に通過できる可能性がどれぐらいあるか診断できる「賃貸の入居審査診断」を運営しております。どちらの診断も簡単な質問に答えるだけで60秒で結果がわかりますので、ぜひお気軽にご利用ください。
  • 札幌の人口と生活保護の世帯数の割合

  • 札幌には全部で10の区があり、区の広さや人口は様々です。そのため、区の人口に対する生活保護世帯の割合である保護率を元に、生活保護の世帯数を解説していきます。
  • 札幌市の公開資料

  • 札幌の人口と世帯数から、生活保護の世帯、受給者数をグラフにまとめました。
    札幌市が出している令和2年の情報です。
  • 区分 中央区 北区 東区 白石区 厚別区 豊平区 清田区 南区 西区 手稲区 市計
    常住世帯 141,429 139,675 131,188 108,233 57,289 118,650 45,634 62,134 103,849 61,080 969,161
    被保護世帯 6,999 8,094 9,523 8,916 2,823 6,901 1,627 3,035 5,301 2,508 55,728
    構成比(%) 13 15 17 16 5 12 3 5 10 5 100
    保護率(‰) 49 58 73 82 49 58 36 49 51 41 58
    人口
    常住人口 248,680 289,323 265,379 211,835 125,083 225,298 112,355 135,777 217,040 142,625 1,973,395
    被保護人員 8,214 10,408 12,465 11,527 3,869 8,595 2,171 3,903 6,886 3.504 71,542
    構成比(%) 11 15 17 16 5 12 3 5 10 5 100
    保護率(‰) 33 36 47 54 31 38 19 29 32 25 36

    ※保護率の単位「‰」は、1,000分の1を1とする単位。

  • このように、白石区や東区で生活保護の割合が高めだということがわかります。
    こちらは、札幌市が公開しているグラフを転用したものなので、数字だけだと少しわかりにくいかもしれません。このデータを元にグラフ化したものを下記にご用意しましたのでご参照ください。
  • 左の図は、中央区をベースに保護率が高ければ赤く、低ければ青くなっております。

    右の図は先程の札幌市が公開しているデータを、グラフ化したもので、赤い線が保護率です。単純に生活保護の世帯数だけで言えば、東区が最も多いですが、保護率で言えば白石区が最も高いことがお判りいただけると思います。
  • 生活保護世帯が多い区の特徴①アクセス

  • 上記のグラフを見ると区ごとの世帯比率もわかりますが、南区は広大な面積があるにもかかわらず、人口は少なく生活保護世帯も多くありません。

    対して中央区は、人口が多いため生活保護の世帯数は多いですが保護率は高くありませんでした。このような現象は札幌に限ったことではなく、多くの地方都市で同じような推移になっております。
    では、白石区と東区に生活保護世帯が集中している理由は何なのでしょうか?
  • 地下鉄へのアクセスが良い

  • 生活保護世帯の多い区の1つめの理由が、地下鉄へのアクセスが良いことです。生活保護を受給すると原則車を所有できないため、公共交通機関が発達していてアクセスに困らないエリアの方が生活保護受給者にとって生活しやすいのです。

    札幌の公共交通機関にはJRやバス、市電などがありますが、冬でも運行に支障をきたさない地下鉄が最も利用者が多く、車を所有できない生活保護受給者は地下鉄沿線にお住まいの方が多い傾向にあります。
  • 区ごとの駅数

  • 区名 地下鉄駅数
    中央区 11駅
    北区 5駅
    東区 6駅
    白石区 6駅
    厚別区 3駅
    豊平区 8駅
    清田区 0駅
    南区 3駅
    西区 4駅
    手稲区 0駅
  • このように、地下鉄の駅だけでも偏りがあり、清田区と手稲区に関しては地下鉄が通っていないことがわかります。また、手稲区にはJRの駅が5駅ありますが、清田区にはありません。どちらの区も保護率は低いので、JRも多少需要があれど、主に地下鉄の有無が保護率に関係しているという1つの根拠になります。
  • 生活保護世帯が多い区の特徴②住居の制限

  • 上記の地下鉄に関してだけで言うなれば、11駅ある中央区こそ、最も生活保護受給者にとって住みやすいのでは?と考える方もいらっしゃるでしょう。しかし、生活保護受給者が中央区に住みにくい理由や、東区と白石区に生活保護世帯が多くなる理由があるのです。
  • 生活保護の住居の制限

  • 生活保護を受給すると、原則持ち家に住むことが出来ないため多くの場合は賃貸物件に住むことになります。また、世帯人数等に応じて家賃の上限が決まっており、札幌の場合は単身者で36,000円と定められております。

    札幌の単身者向け賃貸の家賃相場は概ね5.5万円程度ですが、区によって多少の前後があり、中央区は札幌駅や大通駅、すすきのなど札幌の主要な場所がありますので、当然家賃相場は高くなります。そのため、中央区で家賃上限内の物件を探すとどうしても部屋のクオリティが下がってしまうほか、そもそも生活保護の家賃上限内の物件が少ないため、生活保護世帯がそこまで多くならないのです。
    生活保護世帯が居住可能な賃貸住宅は、生活保護の住宅扶助によって家賃の上限が定められており世帯人数によって上限額が異なります。詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。
    札幌の生活保護者が住める家賃上限(住宅扶助)はいくらになるのか?
  • 住宅街も住みにくい

  • 保護率の低い清田区や手稲区は、住宅地が多く広がっているのも特徴です。
    家賃相場の高い中央区や、地下鉄駅沿線には家賃が高めの賃貸物件が数多くあります。
    一方で、清田区や手稲区など中央区から離れた区や、地下鉄の遠いエリアになると土地の値段が下がるため住宅街になります。これは基本的に、札幌以外の都市でも同じことがいえるでしょう。

    住宅街には賃貸物件もありますがあまり数が多くなく、単身者向けの物件よりもファミリー向けの物件が多くなる傾向にあります。また、繰り返しになりますが、生活保護受給者は原則車を所有できないため、アクセスの悪い住宅街にわざわざ住みたいという方は少ないです。

    以上のことから、都市の中心部と郊外のどちらも生活保護世帯にとっては住みにくいということがわかります。
  • 利便性と家賃相場のバランス

  • ここまで生活保護の多い区の特徴についてご説明しましたが、白石区と東区は地下鉄へのアクセスが良く家賃相場も低めなので、生活保護受給者の住める物件が他の区よりも多いため、この2つの区に生活保護世帯が集中していると言えるのではないでしょうか。
  • 生活保護総合支援ほゴリラの2つのサポート

  • ここまで、札幌で生活保護世帯が多い区の特徴について解説しました。地下鉄沿線で家賃相場が安めな白石区と東区に生活保護世帯が多い事がお分かりいただけたかと思います。

    本記事をお読みになられた方の中には、これから札幌で生活保護の受給をお考えの方や、すでに生活保護を受給していて、札幌への転居をお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
    本記事を執筆しているほゴリラでは、これから生活保護の受給をご検討されている方のために「生活保護の申請同行サポート」、賃貸の入居審査に通らない生活保護受給者の方のために「楽ちん貸」というサービスを行なっておりますので、以下で簡単にご紹介致します。
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  • 生活保護の申請同行サポートについては、こちらの記事でより詳しくご紹介しております。
    生活保護の申請サポート|札幌の生活保護の総合支援ほゴリラ
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  • 楽ちん貸については、こちらの記事でより詳しくご紹介しております。
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