苫小牧には住みたくない?住民に聞いた住みにくい理由とは
【目次】
- 苫小牧が住みやすい理由
- 苫小牧が住みにくい理由
- 生活に困窮すると苫小牧は住みにくい
- 札幌は生活に困窮しても住みやすい街
- 生活保護総合支援ほゴリラの2つのサポート
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苫小牧は、製紙工場や自動車関連、エネルギー関連など多様な産業が集積しており、北海道をけん引する産業拠点都市として発展する活気ある街です。 また、水産業ではホッキ貝水揚げ22年連続日本一など、豊富な海産物にも恵まれている港町で、新鮮な海鮮を目当てに足を運ぶ方も少なくありません。
本記事では、苫小牧市役所が住民からアンケートを取った「苫小牧が住みやすい理由」と「苫小牧が住みにくい理由」をもとに、苫小牧がどんな街なのかを解説していきます。これから苫小牧に移住をお考えの方や、現在苫小牧にお住まいの方は参考にしていただけますと幸いです。 -
苫小牧が住みやすい理由
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苫小牧が住みやすい(どちらかといえば住みやすいを含む)と答えた方は78.3%であり、以下の理由から住みやすいと答えたようです。
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苫小牧が住みやすいと感じる理由 % 積雪量が少ない 22.9% 夏涼しい 13.7% 日常の買い物がしやすい 7.0% 水や食べ物がおいしい 6.6% 友人や知人がいる 6.6% 勤務地や学校に近い 5.7% 交通の利便性がよい 5.3% 病院など医療施設が充実している 4.8% 自然災害(台風、地震など)が少ない 4.4% 自然環境が豊かである 4.4% 暮らしに関する施設が整っている 3.1% 親戚(親や子ども)の家に近い 3.1% 住宅の規模や価格など住宅事情がよい 2.2% 子育て支援が充実している 2.2% 治安がよい(安全である) 0.9% 福祉環境が充実している 0.9% 娯楽に関する施設が整っている 0.4% その他 2.2% 不明/無効回答 3.5% -
苫小牧が住みにくい理由
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一方で、苫小牧が住みにくいと答えた方は19.8%で、以下のような理由が挙げられました。
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苫小牧が住みにくい理由 % 交通の利便性がわるい 17.5% 治安がわるい(安全とはいえない) 12.3% 娯楽に関する施設が整っていない 12.3% 日常の買い物がしにくい 8.8% 暮らしに関する施設が整っていない 7.0% 病院など医療施設が充実していない 7.0% 人情が薄い(地域の人間関係がわるい) 7.0% 夏湿度が高い 5.3% 住宅の規模や価格など住宅事情がわるい 3.5% 自然環境がわるい 1.8% 水や食べ物がおいしくない 1.8% 勤務地や学校から遠い 1.8% 子育て支援が充実していない 1.8% 親戚(親や子ども)の家から遠い 1.8% 友人や知人がいない 1.8% その他 5.3% 不明/無効回答 3.5% -
苫小牧が住みにくいと答えた方は、上記の理由から住みにくいと感じているようです。住みやすい理由の上位二つが立地による自然環境であり、住みにくい理由の上位を占めているのは利便性や治安の悪さ、施設が充実していないことなどです。北海道で積雪が少ないことは非常に大きなメリットである一方、街としては不満を抱えている意見があることがお分かりいただけたかと思います。
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生活に困窮すると苫小牧は住みにくい
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ここまで、苫小牧が住みやすい理由と住みにくい理由をご紹介しました。住みにくい理由の1位で交通の利便性が悪いことが挙げられていますが、もしも生活に困窮してしまった場合に、交通の利便性が悪いと非常に生活がしにくくなってしまいます。その理由を以下で解説しますので、参考にしてみてください。
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生活困窮者が受けられる生活保護
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生活に困窮してしまった場合に、日本国民は生活保護を受給できる権利があります。生活保護とは、日本国憲法第25条「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」に基づいて設立された制度で、生活に困窮してしまった方に対して、国が定めた最低限度の生活を保障する制度になります。
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生活保護を受給できる条件
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生活困窮の基準は人によって異なりますので、生活保護を受給できる条件は厚生労働省によって定められております。しかし、上記でご説明したように交通の利便性が悪いことによって、生活がしにくくなる原因が生活保護の受給条件に含まれていますので、これから苫小牧で生活保護の受給を検討している方などは参考にしていただけると幸いです。
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収入が生活保護費未満
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生活保護を受給できる条件の1つ目は、収入が生活保護費未満であることです。上記でもご説明したように、生活保護は国が定めた最低限度の生活が保障される制度ですので、生活保護受給者に支給される生活保護費よりも収入が少ないことが条件の1つとなります。
また、生活保護費は地域によって金額が異なりますので、苫小牧で生活保護を受給する場合は、苫小牧で支給される生活保護費よりも収入が少ないことが条件となります。苫小牧の生活保護費については、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
生活保護を苫小牧で受給できる条件とは?申請方法も解説! -
資産を所有していない
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2つ目の条件は、資産を所有していないことであり、まさにこの条件こそが生活困窮者が生活しにくくなる原因になります。苫小牧に限らず、交通の利便性が悪い地域では自家用車を所有している世帯が多いです。加えて、土地の値段も都市部と比べて安いため、持ち家を所有している方も多いです。しかし、生活保護を受給できる条件として資産の所有が原則認められていないため、基本的に車や持ち家を所有したまま生活保護を受給することができないのです。
国の言い分としては、「資産があるなら売却して生活費に充てて下さい」となりますが、交通の利便性が悪い地域では車を手放すと生活のハードルが上がってしまいます。バスが1日に1本しかないなど、極端に交通の利便性が悪い地域は車の所有が認められる場合がありますが、基本的には資産となるものは手放す必要があります。 -
親族に頼ることができない
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生活保護を受給するための最後の条件は、親族に頼ることができないことです。上記2つの条件を満たしていても、親族から経済的な援助が見込めるのであれば生活保護の対象にはなりません。とはいえ、親族がいるかどうかは関係なく「援助が受けられるか」が重要ですので、親族と不仲で援助が見込めないなどの場合でも生活保護の対象となります。
親族に援助してもらえるか確認することを「扶養照会」と呼び、生活保護を申請すると原則扶養照会が行われます。扶養照会について詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。
生活保護の扶養照会は断り方があります!断り方を簡単に解説 -
札幌は生活に困窮しても住みやすい街
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北海道で最も生活保護世帯が多いのは札幌市です。そもそも人口が多いため、生活保護世帯も多くなるのは当然のことですが、単純にそれだけではなく、札幌市に生活保護世帯が多い理由がありますので、以下で解説します。
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賃貸や公共交通機関が充実している
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札幌市は政令指定都市に登録されている、人口約200万人の都市です。加えて、関東などと比較すると北海道の土地値は非常に安く、収益目的で賃貸マンションを所有しているオーナーが多いです。そのため、札幌は賃貸物件の母数が多く、空室もその分多くなっています。
加えて、札幌は公共交通機関が非常に充実しており、JRやバスの他に、地下鉄や市電がありますので、車を所有できない方でも交通に困ることは基本的に無いでしょう。生活保護を受給できる条件は同じでも、受給後の生活は地域によって大きく差が出るため、他の地域から札幌に来て生活保護を受給する方もいらっしゃいます。こちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしていただければ幸いです。
札幌の生活保護が多い区は何区?生活保護が多い区に共通した特徴とは -
生活保護総合支援ほゴリラの2つのサポート
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ここまで、苫小牧が住みやすいと感じる理由と住みにくいと感じる理由について解説しました。苫小牧は積雪が少なく、夏場も涼しいことが住みやすい理由である一方、交通の利便性や治安が悪いことが住みにくいと感じることなどがお分かりいただけたかと思います。加えて、交通の利便性が悪い地域では、生活保護を受給する上で生活のハードルが上がってしまいますが、札幌市は公共交通機関が充実しているため、生活保護を受給しても生活がしやすいこともお分かりいただけたかと思います。
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生活保護の申請同行サポート
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著者
井口 優
株式会社フォーユー 代表取締役社長生活保護は発足から70年以上も経過している制度であるにもかかわらず、未だ国民の理解が低く、「生活保護をよく知らない」ことが原因で、受給できるのに受給していない方が多くいらっしゃいます。ほゴリラのサービスを通じて1人でも多くの生活困窮者に手を差し伸べることで、日本全体の貧困問題を解決する一助となれるよう日々精進していきたいと考えています。
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