失業保険を札幌で申請する方法とは?もらえる金額も簡単に解説
【目次】
- 札幌で失業保険を申請する場所
- 失業保険の支給額
- 失業保険以外の制度
- 失業保険はすぐに支給されない
- 生活保護総合支援ほゴリラの2つのサポート
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失業保険は、仕事を退職して転職先が見つかるまでの間、前職の収入に応じて一定額のお金を支給してもらえる制度です。なお、失業保険は申請しなければ支給されません。
本記事では、札幌で失業保険を申請する方法と失業保険の支給額について簡単に解説します。札幌にお住まいで失業保険を受けるのが初めての方は、参考にしてみてください。
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札幌で失業保険を申請する場所
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現代はネットで簡単に求人サイトを見られる時代ですので、若い人は足を運んだことが少ないかもしれませんが、失業保険の手続きを行うのはハローワークです。
ハローワークは、厚生労働省が運営する公共職業安定所のことです。全国に約540カ所あり、主に失業保険の手続きを始め、職業紹介や就職支援を行っております。しかし、全てのハローワークで失業保険の申請ができるわけではありません。札幌の場合は以下の3つで失業保険の申請をすることができます。
なお、失業保険を受ける条件として、再就職の意思があることが前提になります。そのため、ハローワークには求人情報の閲覧設備があり、再就職の意思がある方は、そのままハローワークで求人を探すことも条件になります。
※登録されている求人の中から、必ず再就職先を見つけなければならないというわけではありません。 -
失業保険の申請が可能な職業安定所
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名称 住所 ハローワーク札幌 札幌市中央区南10条西14丁目 ハローワーク札幌東 札幌市豊平区月寒東1条3丁目2-10 ハローワーク札幌北 札幌市東区北16条東4丁目3番1号 -
失業保険の支給額
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失業保険は一括で貰えるものではなく、一定の期間にわたり受け取ることが出来る手当です。また、退職した理由が会社都合なのか、自己都合なのかという大きく2つに分けられ、そこから年齢や勤続年数、収入によって、非常に細かく設定されています。
その為、失業保険は人によってもらえる金額、期間が異なります。 -
失業保険の金額
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失業保険でもらえる金額は人によって異なり、退職した日の直近6ヶ月間の給料の合計を180で割った金額のおよそ50%~80%となっています。そのため、給料の低い人の方がもらえる金額のパーセンテージが高くなっているのです。これを基本日額手当と呼びます。
基本日額手当には上限額が定められており、以下の通りになっています。 -
年齢 金額 30歳未満 6,760円 30歳以上45歳未満 7,510円 45歳以上60歳未満 8,265円 60歳以上65歳未満 7,096円 -
つまり、30歳未満の方の場合は最大で毎月約20万程度もらえる計算になります。生活するには充分な金額ではありますが、これらはあくまで最大値ですので必ずしもこの限りではありません。
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失業保険がもらえる期間
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自己都合の場合 被保険者期間 10年未満 10年以上20年未満 20年以上 65歳未満共通 90日間 120日間 150日間 -
会社都合の場合 被保険者期間 退職時の年齢 1年未満 1年以上5年未満 5年以上10年未満 10年以上20年未満 20年以上 30歳未満 90日間 90日間 120日間 180日間 30歳以上35歳未満 90日間 120日間 180日間 210日間 240日間 35歳以上45歳未満 90日間 150日間 180日間 240日間 270日間 45歳以上60歳未満 90日間 180日間 240日間 270日間 330日間 60歳以上65歳未満 90日間 150日間 180日間 210日間 240日間 -
このように、会社都合の場合は非常に細かく枝分けされています。
対して自己都合の場合は、全年齢共通になっており、失業保険がもらえる期間が短くなっております。
なお、失業保険をもらえるのは、原則退職した日の翌日から1年間となっております。そのため、失業保険の申請は早めにしておかないと貰い損ねる可能性がありますので、注意しましょう。 -
失業保険はすぐに支給されない
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失業保険はどのような退職理由であっても、退職した日から7日間は失業保険を受けられない待期期間というものが存在します。
待期期間満了後、実際に失業保険が振り込まれるのは1ヵ月後になる為、申請してもすぐにもらえるわけではありません。
自己都合の場合は、待期期間満了後、更に2か月の給付制限という期間があり、その期間は失業保険を受けることが出来ません。そのため、自己都合退職者の場合、2か月以上生活できるだけの貯蓄が無ければ、給付制限期間中に再就職するしか選択肢が無くなり、札幌で常に求人を募集しているような所謂ブラック企業に再就職をするという悪循環を繰り返す方が多いのです。 -
失業保険以外の制度
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ここまで、失業保険でもらえる金額や期間について解説しました。
会社都合の場合は失業保険をもらえる期間が長めに設定されているため、再就職までの繋ぎになることでしょう。しかし、自己都合の場合においては、そもそも失業保険をもらえるまでの期間が2ヶ月も必要なため、支給開始になるまで生活出来ないという方も多いのではないでしょうか?
本項では、失業保険以外に無職の状態で受けられるもう1つの制度をご紹介します。手持ちのお金や貯金がなく、失業保険の支給開始まで生活できない方はぜひ参考にしてください。 -
生活保護
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失業保険以外に、無職で受けられる制度が生活保護です。生活保護は日本国憲法第25条「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」を具現化した制度です。生活に困窮している日本国民は誰でも申請することができます。詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。
生活保護とは?生活保護の仕組みや受給する方法を簡単に解説 -
札幌で生活保護を受給できる条件
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生活保護は、生活に困窮している人は誰でも申請できると解説しました。とはいえ、受給できるかどうかは一定の条件を満たしている必要があります。札幌で生活保護を受給できる条件は以下の通りです。
- 収入が生活保護費より少ない
- 資産や貯蓄がない
- 親族に頼れる人がいない
生活保護費は地域や世帯人数等によって、支給される金額が変動します。札幌の場合は単身者で約11万円程になりますので、収入が11万円未満で資産や貯蓄がなく、親族にも頼れない方が生活保護の対象となるのです。
札幌で生活保護を受給できる条件や、支給額について詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。
札幌の生活保護費はいくら?保護費の支給例と計算方法を解説 -
失業保険と生活保護のメリットを比較
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失業保険は上記で解説した通り、どのような退職理由であっても7日間は待期期間になります。加えて、失業保険をもらえるのは1ヵ月先になります。自己都合の退職においては、待期期間のあと2ヶ月は給付制限となり、失業保険がもらえるのはその先です。
対して生活保護は、申請が受理されるまで原則14日以内と定められており、金銭的に状況が緊迫している場合などは優先的に受理されます。そのため、失業保険を自己都合退職でもらう場合と比べると、お金が支給されるまでの期間が圧倒的に短いのです。札幌で生活保護を受給できる条件を満たしているのであれば、生活保護も選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。なお、生活保護にはいくつかデメリットに感じる部分もあるかと思いますが、以下の記事をお読み頂ければ理解を深めることができます。
生活保護の6つのデメリット!実は必ず制限されるわけではありません -
失業保険 生活保護 1日あたりの支給額 4,887円 3,657円 支給開始までの期間 2ヶ月と7日以降 原則14日以内 支給される期間 90日 収入が生活保護費を超えるまで 資産の制限 特になし 車や持ち家を所有できない 就職活動費 実費 資格取得のための費用負担あり 医療費 実費 原則無料 ※前職の収入が20万円で自己都合退職の場合の金額
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生活保護総合支援ほゴリラの2つのサポート
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ここまで、札幌で失業保険を申請する方法やもらえる金額、期間を解説しました。併せて失業保険と生活保護の比較も解説しましたが、場合によっては失業保険よりも生活保護の方が適していることがお分かりいだけたかと思います。
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生活保護の申請同行サポート
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【生活保護診断】簡単な質問に答えるだけ!60秒で生活保護が受給可能か診断! -
生活保護の申請同行サポートについては、こちらの記事でより詳しくご紹介しております。
生活保護の申請サポート|札幌の生活保護の総合支援ほゴリラ -
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楽ちん貸については、こちらの記事でより詳しくご紹介しております。
保証人も保証会社も不要で札幌の【普通の賃貸】に住める楽ちん貸とは
著者
井口 優
株式会社フォーユー 代表取締役社長生活保護は発足から70年以上も経過している制度であるにもかかわらず、未だ国民の理解が低く、「生活保護をよく知らない」ことが原因で、受給できるのに受給していない方が多くいらっしゃいます。ほゴリラのサービスを通じて1人でも多くの生活困窮者に手を差し伸べることで、日本全体の貧困問題を解決する一助となれるよう日々精進していきたいと考えています。
住宅確保要配慮者住居支援法人
指定番号
・北海道指定第40号
・神奈川・法人24-0006
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