生活保護を申請する方法とは?生活保護の申請サポートをご紹介!

【目次】
- 生活保護を受給できる条件
- 生活保護の申請方法
- 受給条件を満たしていても申請させてもらえない場合がある
- 生活保護の申請同行サポート
- まとめ
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生活保護を申請するにあたり、いざ生活に困窮して生活保護を申請しようとしても、申請方法やそもそもの受給条件など、いまいちよくわからないという方も少なくないでしょう。
本記事では、生活保護の一般的な申請方法や、私たちの行なっている生活保護の申請サポートについて解説します。
これから生活保護の申請をご検討されている方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。 -
生活保護を受給できる条件
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生活保護を申請するにあたり、最も重要な部分が『そもそも生活保護の受給条件を満たしているのか?』という根本的な部分でしょう。
厳密にいうと、生活保護は誰でも申請できますが、申請が受理されるかどうかは別の話です。
そのため、生活保護を申請するのであれば、受給できる条件もしっかりと確認しておく必要があります。
生活保護を受給できる条件は、大きく以下の3つに分けることができます。 -
収入が最低生活費に満たない
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生活保護費は、厚生労働省の定める"最低生活費"が基準となっており、最低生活費とは、文字通り最低限の生活費のことです。
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世帯人数と地域によって金額が変動
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世帯人数が多くなれば、必要になる生活費は増えますので、最低生活費も増加します。
また、東京23区のような都心部と、村や離島などの郊外では物価が異なるため、最低生活費も変動します。
このように、地域と家族構成によって金額が変動する最低生活費よりも、世帯収入が少なければ生活保護を受給することができます。 -
最低生活費の目安
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最低生活費の目安として、単身者で10万〜13万円になっていますので、それ以下の収入であれば生活保護の申請が受理される可能性が高いでしょう。
また、収入とは就労で得た給料等の他に、年金なども収入として扱われます。
最低生活費について詳しく知りたい場合はこちらの記事をお読みください。 -
資産を所有していない
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収入が最低生活費未満であっても、貯金や資産がある場合は、それらを生活費に充てることで生活することができます。
そのため、貯金や資産を所有していないことも生活保護の受給条件になります。
とはいえ、資産価値の無い持ち家や車などであれば、特別に所有が認められるケースもありますが、維持費等は支給される生活保護費から支払わなければならない為、仮に所有が認められたとしても維持するかどうかはしっかりと考えた方が良いでしょう。 -
頼れる親族がいない
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上記2つの条件を満たしていても、ご自身を扶養してくれる親族の方がいらっしゃる場合は、親族の協力を仰ぐことになります。
とはいえ、親族と不仲であり援助を求めることが出来ない場合や、DVや虐待等がある場合においては、親族に連絡することなく生活保護を申請できる場合がありますので、事情がある場合は申請時にしっかりその旨を伝えましょう。 -
生活保護の申請方法
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生活保護を申請するには、各自治体の福祉事務所の相談窓口に行く必要があります。
なお、生活保護の申請は必ずしもご本人である必要はありません。病気やケガなどでご本人が申請に行けないという方は、代理人の方が代わりに申請することが出来ます。
とはいえ、誰でも良いというわけでは無く、代理人として申請出来る人は原則、以下のように限られます。- 要保護者(本人)
- その他の扶養義務者
- その他の同居の親族
同居の親族に関しては、6親等内の血族、3親等内の姻族までとなっておりますので、同居していればほとんどの親族で代理申請が可能ということになります。しかし、生活保護の申請は、これまでの経緯など詳細を説明する必要がある為、基本的にはご本人が申請した方がスムーズです。 -
福祉事務所とは
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生活保護の申請を受け付けてくれる福祉事務所とは、基本的に市役所や区役所の中にあります。
町村にお住まいの方であれば、複数の町村を管轄している"振興局"という機関がありますので、そちらで生活保護の申請が可能です。 -
相談窓口で申請
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福祉事務所にある相談窓口にて、生活保護申請の意思を伝えることで相談員と面談することができます。
しかし、生活保護の不正受給が度々問題になる中、相談員の方も『はい、そうですか』と簡単に申請させてはくれません。
『本当に頼れる人はいませんか?』
『本当に働けないんですか?』
と、非常に細かく質問されます。その為、生活保護の申請で1番重要な部分は、相談員の方にしっかりとご自身の状況を説明できるかどうかです。 -
申請に必要な書類
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申請基準を満たしていれば、申請に必要な書類に記載して提出します。申請に必要な書類は複数あり、主に以下の通りです。
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申請に必要な書類 内容 生活保護申請書 申請者の名前や現住所を記載 収入申告書 世帯の収入を記載 資産報告書 土地や建物などの資産を記載 同意書 銀行や信託会社の情報閲覧の同意 扶養義務者届 扶養義務のある人の氏名や連絡先を記載 -
このように複数の書類を書く必要がありますが、記載した内容を裏付け出来るものが必要です。収入証明書であれば、直近の給与明細、資産報告書であれば、土地や家の契約書になります。補足として、基本的には印鑑も必要ですが、ホームレスの方などで用意できない場合は、拇印でも対応してくれる場合があります。
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申請が受理されるまでの期間
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申請が受理されるまでの期間は、原則14日以内です。
2021年の生活保護の申請数は、全国で23万件以上にも及ぶため、ホームレスなど緊急性の高い人から優先的に受理される仕組みになっています。 -
受給条件を満たしていても申請させてもらえない場合がある
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ここまで、生活保護の一般的な申請方法を解説しました。
しかし、恐ろしい話ですが、生活保護の受給条件を満たしているのにも関わらず、申請させてもらえないということがあるのです。
これを"水際作戦"と呼び、1度被害に合うと生活保護の申請がかなり難しくなります。 -
生活保護の水際作戦
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水際作戦とは、元々は軍事的な場面で使われていた言葉で、海岸に水際陣地を構築し、敵兵が上陸してきたら銃撃と歩兵の突撃で敵を撃滅するというものです。
簡単に言うと、上陸する前に敵の数を可能な限り減らすというようなもので、これが政策などで例えて使われるようになり、生活保護の申請でも水際作戦が行われていると言われています。
生活保護の申請で例えるとするならば、受給できる条件もわからないまま、『助けてほしい』と申請にきた申請者に対して、あれやこれやと理由をつけて、『あなたの状況では生活保護は受給できないので、申請しても無駄ですよ』といった具合に追い返されてしまうことです。 -
2021年に神奈川県で発覚
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生活保護の水際作戦は、残念ながら発覚してしまった事例があります。
申請者は所持金も少なく、住居もない状態で生活保護の申請に行きましたが、申請したいという明確な意思表示をしているにも関わらず、相談員からは曖昧な返答しか得られないまま、最終的に申請させてもらえなかったというものです。
また、本件に関して自治体から謝罪文が発行されていますが、真摯に受け止めているとは思えないような内容です。
※自治体が発行した本件の謝罪文はこちらから確認できます。 -
生活保護の知識がないと危険
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生活保護は生活困窮者を救うセーフティーネットです。
その為、冒頭部分でも解説しましたが、生活保護の申請が受理されるかどうかはさておき、申請すること自体は誰でも可能なのです。
しかし、生活保護についての知識がない状態で申請に行っても、最悪の場合は申請すらさせてもらえない可能性があるということがお分かりいただけたと思います。 -
生活保護の申請同行サポート
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私たちは生活保護の申請を徹底サポートする、申請同行サポートを行なっております。
本サポートでの受給決定率は99%ですので、お一人で申請するのが不安な方はお気軽にご相談ください。 -
生活保護の専門家が申請に同行
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私たちの元には、年間約6000件ほど生活保護に関するご相談をいただいております。
これらのご相談を毎日受けている"生活保護の専門家"が、実際に生活保護の申請に同行させていただきますので、お一人で不安な方はもちろん、水際作戦の最も有効な対策にもなります。 -
申請時の『?』を徹底サポート
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生活保護は申請に必要な書類なども多く、必要な持ち物も人によって異なります。
多くの方は、初めて生活保護を申請しますので、申請書類の記載方法やご自身で用意するものがあるかなど、わからないことだらけだと思います。
そのような申請者様の疑問にも、知識と経験豊富なスタッフがすぐにお応えしますので、安心して申請することができます。 -
申請から受給開始まで無料でサポート
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申請同行サポートでは、申請から受給開始まで全て無料でサポートさせていただきます。
生活保護を申請したい方は、少なからず生活に困っている方です。その為、申請者様からお金をいただくことはありませんので、安心してご相談いただければ幸いです。 -
まとめ
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ここまで、生活保護の申請方法と、申請同行サポートについて解説しました。
- 生活保護の受給条件は大きく3つ
- 収入が最低生活費に満たないこと
- 貯蓄や資産を所有していないこと
- 頼れる親族がいないこと
- 生活保護の申請は管轄の福祉事務所で行う
- 申請に必要な書類や持ち物は意外と多い
- 申請が受理されるまで原則14日以内
- 受給条件を満たしていても申請させてもらえないことがある
- 生活保護の申請同行サポートを利用することが、水際作戦の最も有効な対策方法である
- 生活保護の申請同行サポートは、申請から受給開始まで全て無料
以上のことがお分かりいただけたと思います。
生活保護の申請をより確実にしたい方は、お気軽にご相談ください。
また、申請同行サポートを利用しない場合は、生活保護の知識が必要不可欠ですので、他に気になる記事があれば、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
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