小田原で生活保護を申請する方法とは?受給できる条件も解説
【目次】
- 生活保護を申請する方法
- 小田原市で生活保護を受給できる条件
- 小田原市で支給される生活保護の金額
- 小田原市の生活保護の支給日
- 小田原市と横浜市の生活保護費を比較
- 生活保護総合支援ほゴリラの2つのサポート
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生活保護は、生活に困窮してしまった日本国民に対して、国が定めた最低限度の生活を保障するための制度です。受給できる条件を満たしている方は、原則誰でも受給することができます。
本記事では、神奈川県小田原市で生活保護を申請する方法や、受給できる条件などをわかりやすく解説します。なお、本記事を執筆しているほゴリラでは、生活保護の受給が可能か診断できる「生活保護の受給診断」と、賃貸の入居審査に通過できる可能性がどれぐらいあるか診断できる「賃貸の入居審査診断」を運営しております。どちらの診断も簡単な質問に答えるだけで60秒で結果がわかりますので、ぜひお気軽にご利用ください。 -
生活保護を申請する方法
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生活保護を受給できるかどうかは、後ほど解説する条件を満たしている必要がありますが、申請するだけなら日本国民の全員に権利があります。
以下で、小田原市で生活保護を申請する方法を簡単に解説していきます。 -
生活保護の申請は福祉事務所で行う
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生活保護を申請することができるのは、お住まいお地域を管轄している「福祉事務所」になります。福祉事務所は小田原市の場合、小田原市役所に併設されておりますので、市役所で生活保護の申請をすることができます。
生活保護の申請は相談員との面談になりますので、生活困窮に至ったこれまでの経緯などを簡潔に説明して、以下の申請書類を提出しましょう。 -
申請に必要な書類 内容 生活保護申請書 申請者の名前や現住所を記載 収入申告書 世帯の収入を記載 資産報告書 土地や建物などの資産を記載 同意書 銀行や信託会社の情報閲覧の同意 扶養義務者届 扶養義務のある人の氏名や連絡先を記載 生活歴 これまでの人生をわかる範囲で記載 -
申請が受理されるまでの期間
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生活保護の申請は、受理されるまで原則14日以内と定められております。少し長いようにも感じられるかもしれませんが、生活保護の不正受給を防止するにあたって申請書類に虚偽の記載がないかなどを調査する必要があるのです。とはいえ、ホームレスの方など緊急で保護しなければならない方の場合は、優先的に申請が受理されていきますのでご安心ください。
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小田原市で生活保護を受給できる条件
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上記の手順で生活保護を申請することができますが、受給できるかどうかは以下で解説する3つの条件を満たしている必要があります。
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収入が小田原市の生活保護費より少ない
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繰り返しになりますが、生活保護費は国が定めた最低限度の生活を営むための最低限の生活費です。そのため、生活保護費よりも収入が少ない方は、国が定めた最低限の生活水準を下回っていることになりますので、生活保護の対象となります。
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売却できる資産や貯金がない
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収入が少なくても資産や貯金がある場合は、それらを駆使して生活費を捻出することができます。なお、資産には車や持ち家などの他に、貯蓄型の生命保険や有価証券等も含まれますので、これらを所有していない方が生活保護の対象です。とはいえ、状況次第では所有が認められる場合がありますので、手放せない理由がある方は生活保護の申請時に確認しておくと良いでしょう。詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。
生活保護を受けても車を所有することは可能!所有可能な条件を解説! -
親族に頼ることが出来ない
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収入が少なく資産等を所有していない場合でも、親族から経済的な援助が受けられる場合は生活保護の対象にはなりません。生活保護は、出来うる限りの努力をした上で生活困窮から抜け出せない場合に受給できる制度であり、親族からの援助も個人で出来る努力だとみなされるためです。
とはいえ、親族の有無が関係しているわけではなく、あくまで親族から金銭的な援助が見込めるのかどうかが重要です。そのため、生活保護を申請すると原則3親等内の親族に「扶養照会」が行われ、親族から扶養の意思がない旨の返送があった場合や、返送自体なかった場合などにおいては、例え親族が裕福な裕福な生活をしていても生活保護を受給することができます。なお、親族とのトラブルがあった場合は扶養照会を行わずに生活保護を受給することができます。扶養照会について詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。
生活保護の扶養照会は断り方があります!断り方を簡単に解説 -
小田原市で支給される生活保護の金額
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生活保護で支給される金額は、受給する地域や世帯に人数等によって変動します。以下で、小田原市で支給される生活保護費を世帯人数別にまとめましたので、参考にしていただければ幸いです。
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内訳 単身者 大人2人世帯 3人世帯(大人2子1) 4人世帯(大人2子2) 5人世帯(大人2子3) 生活扶助(生活費) 73,720円 119,360円 149,907円 180,345円 205,987円 住宅扶助(家賃上限) 41,000円 49,000円 53,000円 53,000円 53,000円 児童養育加算 - - 10,190円 20,380円 30,570円 支給される保護費 114,720円 168,360円 213,097円 253,725円 289,557円 -
生活保護の加算
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障がい者の方が生活保護を受給した場合、上記の生活保護費に加えて「障害者加算」が適用されます。他にはひとり親世帯に適用される「母子加算」などがあります。
このように、一定の条件を満たしている方が生活保護を受給した場合にのみ適用される加算がありますので、ご自身の状況によっては上記の生活保護費に1~2万円程度加算されます。
加算について詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。
生活保護の9つある加算を一覧でわかりやすく解説します! -
住宅扶助は家賃の上限
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上記でもご紹介しているように、生活保護費は生活費と家賃に分けられており、小田原市では単身者で41,000円が家賃の上限と定められております。そのため、小田原市で単身者が生活保護を受給する場合は、住居の家賃が41,000円以内でなければならないということです。それに伴い、現住居の家賃が住宅扶助の上限を超えている場合は原則転居しなければなりませんが、住宅扶助の上限内の物件であっても生活保護者が入居できるかは物件によって異なります。これは物件のオーナーが入居者の募集内容を決めているためです。また、賃貸には入居審査があるため、生活困窮による家賃滞納やローン滞納等の経歴があり、それらが原因で審査に通らず転居先を見つけるのが困難な方も少なくありません。本記事を執筆しているほゴリラでは、賃貸の入居審査に通る可能性がどのぐらいあるか簡単に診断できる「賃貸入居審査診断」を運営しております。60秒で済む簡単な内容になっておりますので、審査に不安がある方はお気軽にご利用ください。
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小田原市の生活保護の支給日
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生活保護の支給日は、受給している地域によって若干異なります。5日を支給日と定めている地域が最も多いですが、小田原市の場合は4日が支給日です。なお、どこの地域においても1日〜5日のいずれかになります。
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小田原市と横浜市の生活保護費を比較
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ここまで、小田原市で生活保護を受給した場合に支給される金額などに関して解説しました。小田原市で生活保護を受給した場合、単身者で約11.5万円が支給されると解説しましたが、生活保護費は地域や世帯人数等によって支給額が異なり、神奈川県で生活保護費が最も高額なのは横浜市です。
加えて、居住可能な家賃の上限である住宅扶助の金額も、小田原市の単身者が41,000円であるのに対して、横浜市は52,000円になっているため住居の選択肢が多いです。
また、都内への利便性が高いため、就職先の選択肢が多く社会復帰しやすい点も生活保護受給者にとってメリットと言えるのではないでしょうか。横浜市で支給される生活保護費については、以下の記事で解説しています。小田原市に拘らず、横浜市への移住も検討できる方は参考にしてみてください。
横浜市で生活保護の金額はいくらになるのか?気になる支給額を解説! -
生活保護総合支援ほゴリラの2つのサポート
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ここまで、小田原市で支給される生活保護の支給額や受給できる条件、申請する方法などについて解説しました。単身者では約12万円が支給されることや、お住まいの地域を管轄している役所で申請できることなどがお分かりいただけたかと思います。
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著者
井口 優
株式会社フォーユー 代表取締役社長生活保護は発足から70年以上も経過している制度であるにもかかわらず、未だ国民の理解が低く、「生活保護をよく知らない」ことが原因で、受給できるのに受給していない方が多くいらっしゃいます。ほゴリラのサービスを通じて1人でも多くの生活困窮者に手を差し伸べることで、日本全体の貧困問題を解決する一助となれるよう日々精進していきたいと考えています。
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