神奈川県の生活保護費はいくら?受給の条件や申請方法も解説
【目次】
- 横浜地域の生活保護費
- 川崎地域の生活保護費
- 横須賀三浦地域の生活保護費
- 県央地域の生活保護費
- 湘南地域の生活保護費
- 県西地域の生活保護費
- 神奈川県で生活保護を受給できる条件
- 神奈川県で生活保護を申請する方法
- 生活保護総合支援ほゴリラの2つのサポート
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神奈川県は日本の関東地方に位置する県で、県庁所在地は横浜市です。都道府県別の人口では東京都に次ぐ第2位です。
県庁所在地である横浜市を中心に企業の進出が活発であり、2021年の神奈川県への本社移転数は327社で東京都に次ぐ第2位。転入超過は146社で全国トップとなっています。また、32年連続で県内転入が県外転出を上回っており、日本の都道府県で唯一、県内に3つの政令指定都市(横浜市・川崎市・相模原市)を有しているのも特徴です。特に県庁所在地の横浜市の人口は約370万人であり、日本の基礎自治体の中で最大の人口を誇ります。
生活保護は、日本国憲法第25条「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」に基づいて設立された制度です。生活に困窮してしまった方は、生活保護を受給することで国が定めた最低限度の生活が保障されます。
本記事では、神奈川県で生活保護を受給した場合に支給される生活保護費の金額や、受給の条件、申請する方法などについて解説していきますので、神奈川県で生活保護の受給をお考えの方は参考にしていただければ幸いです。なお、本記事を執筆しているほゴリラでは、生活保護の受給が可能か診断できる「生活保護の受給診断」と、賃貸の入居審査に通過できる可能性がどれぐらいあるか診断できる「賃貸の入居審査診断」を運営しております。どちらの診断も簡単な質問に答えるだけで60秒で結果がわかりますので、ぜひお気軽にご利用ください。 -
横浜地域の生活保護費
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内訳 単身者 2人世帯 3人世帯 4人世帯 5人世帯 横浜市の生活保護費 128,310円 185,490円 235,134円 277,190円 314,210円 -
神奈川県の県庁所在地である横浜市の生活保護費は上記の通りです。なお、生活保護費は生活費と家賃が合算された金額ですので、内訳を詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。
横浜市で生活保護の金額はいくらになるのか?気になる支給額を解説! -
川崎地域の生活保護費
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内訳 単身者 2人世帯 3人世帯 4人世帯 5人世帯 川崎市の生活保護費 130,010円 187,490円 236,934円 278,990円 316,010円 -
基本的には県庁所在地の生活保護費が最も高額になりますが、神奈川県の場合は東京都に近い川崎市が最も高額になります。なお、支給額は東京23区等と同額であり全国で最も高額な金額です。
川崎市で生活保護の支給金額はいくらになる?最低生活費を簡単に解説 -
横須賀三浦地域の生活保護費
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内訳 単身者 2人世帯 3人世帯 4人世帯 5人世帯 横須賀市の生活保護費 117,720円 172,360円 217,097円 257,725円 293,557円 鎌倉市の生活保護費 117,310円 172,490円 220,134円 262,190円 299,210円 逗子市の生活保護費 117,310円 172,490円 220,134円 262,190円 299,210円 三浦市の生活保護費 114,720円 168,360円 213,097円 253,725円 289,557円 葉山町の生活保護費 117,310円 172,490円 220,134円 262,190円 299,210円 -
県央地域の生活保護費
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内訳 単身者 2人世帯 3人世帯 4人世帯 5人世帯 相模原市の生活保護費 114,720円 168,360円 213,097円 253,725円 289,557円 厚木市の生活保護費 114,720円 168,360円 213,097円 253,725円 289,557円 大和市の生活保護費 117,310円 172,490円 220,134円 262,190円 299,210円 海老名市の生活保護費 112,460円 164,490円 206,009円 245,209円 279,818円 座間市の生活保護費 114,720円 168,360円 213,097円 253,725円 289,557円 綾瀬市の生活保護費 112,460円 164,490円 206,009円 245,209円 279,818円 愛川町の生活保護費 109,430円 159,310円 195,910円 228,221円 260,410円 清川村の生活保護費 109,430円 159,310円 195,910円 228,221円 260,410円 -
湘南地域の生活保護費
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内訳 単身者 2人世帯 3人世帯 4人世帯 5人世帯 平塚市の生活保護費 114,720円 168,360円 213,097円 253,725円 289,557円 藤沢市の生活保護費 117,720円 172,360円 217,097円 257,725円 293,557円 茅ヶ崎市の生活保護費 114,720円 168,360円 213,097円 253,725円 289,557円 秦野市の生活保護費 114,720円 168,360円 213,097円 253,725円 289,557円 伊勢原市の生活保護費 112,460円 164,490円 206,009円 245,209円 279,818円 寒川町の生活保護費 112,460円 164,490円 206,009円 245,209円 279,818円 大磯町の生活保護費 112,460円 164,490円 206,009円 245,209円 279,818円 清川村の生活保護費 112,460円 164,490円 206,009円 245,209円 279,818円 -
県西地域の生活保護費
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内訳 単身者 2人世帯 3人世帯 4人世帯 5人世帯 小田原市の生活保護費 114,720円 168,360円 213,097円 253,725円 289,557円 南足柄市の生活保護費 112,460円 164,490円 206,009円 245,209円 279,818円 中井町の生活保護費 109,430円 159,310円 195,910円 228,221円 260,410円 大井町の生活保護費 112,460円 164,490円 206,009円 245,209円 279,818円 松田町の生活保護費 112,460円 164,490円 206,009円 245,209円 279,818円 山北町の生活保護費 109,430円 159,310円 195,910円 228,221円 260,410円 開成町の生活保護費 112,460円 164,490円 206,009円 245,209円 279,818円 箱根町の生活保護費 112,460円 164,490円 206,009円 245,209円 279,818円 真鶴町の生活保護費 112,460円 164,490円 206,009円 245,209円 279,818円 湯河原町の生活保護費 112,460円 164,490円 206,009円 245,209円 279,818円 -
神奈川県で生活保護を受給できる条件
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冒頭でも解説しましたが、生活保護は生活に困窮してしまった方が受給できる制度です。しかし、生活困窮の基準は人によって異なりますので、生活保護法によって基準が明確に定められております。条件は以下の3つになりますので、参考にしていただければ幸いです。
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収入が生活保護費未満
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1つ目の条件は、生活保護費よりも収入が少ないことです。冒頭でも解説したように、生活保護費は国が定めた最低限の生活費ですので、生活保護費よりも収入が少ないということは国が定めた最低限度の生活水準を満たしていないことになります。
加えて、最低限必要な生活費は地域によって異なりますので、上記のように同じ神奈川県でも地域によって支給額が異なっています。そのため、生活保護を受給する場合はお住まいの地域で支給される生活保護費よりも収入が少ないことが条件となります。 -
資産を所有していない
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2つ目の条件は、貯金などの資産を所有していないことです。収入が少なくても、貯金を切り崩したり車などの資産を売却することで生活費を工面することができます。そのため、本当の意味で生活に困窮しているとは言えませんので、生活保護の対象にはなりません。とはいえ、状況次第では所有が認められる場合がありますので、手放せない理由がある方は生活保護の申請時に確認しておくと良いでしょう。詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。
生活保護を受けても車を所有することは可能!所有可能な条件を解説! -
親族に頼ることができない
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最後の条件は、親族に頼ることができないことです。生活に困窮してしまっても、親族から経済的な援助が受けられる場合は生活保護の対象にはなりません。そのため、生活保護を申請すると原則3親等内の親族に「扶養照会」が行われます。
扶養照会は親族に対して、申請者を援助することが可能か確認するための書類ですので、親族から扶養できない旨の返信があった場合や返信自体なかった場合などは生活保護を受給することができます。なお、親族とのトラブルがあった場合は扶養照会を行わずに生活保護を受給することができます。扶養照会について詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。
生活保護の扶養照会は断り方があります!断り方を簡単に解説 -
神奈川県で生活保護を申請する方法
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ここまで、神奈川県で生活保護を受給できる条件などを解説してきました。条件を満たしている方は、申請することで生活保護を受給することができます。本項では、生活保護を申請する方法を簡単に解説していきます。
しかし、神奈川県の横浜市では過去に生活保護の申請を不正に受け付けなかった事案が発覚しております。生活保護の申請に失敗したくない方は、こちらの記事をお読みいただくことを推奨します。
横浜市で生活保護を申請するのは厳しい?申請サポートで確実に受給! -
各地域の福祉事務所で申請
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生活保護は、厚生労働省と各地域の「福祉事務所」が管轄しています。福祉事務所は区役所や市役所に併設されておりますので、生活保護を申請する場合はお住まいの役所の「相談窓口」で生活保護を申請したい旨を伝えましょう。なお、各地域の役所については神奈川県のHPに記載がありますので、そちらをご参照ください。
生活保護の申請は相談員との面談形式になりますので、生活困窮に至ったこれまでの経緯などを説明して以下の申請書類を提出すれば申請は終了です。 -
申請に必要な書類 内容 生活保護申請書 申請者の名前や現住所を記載 収入申告書 世帯の収入を記載 資産報告書 土地や建物などの資産を記載 同意書 銀行や信託会社の情報閲覧の同意 扶養義務者届 扶養義務のある人の氏名や連絡先を記載 生活歴 これまでの人生をわかる範囲で記載 -
申請が受理されるまでの期間
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生活保護の申請を受けた福祉事務所は、不正受給を防止する観点から申請内容に虚偽がないか調査する必要があります。そのため、生活保護の受給が決定するまで原則14日以内と定められております。なお、申請者の状況によっては優先的に調査が進められますので、緊迫している方が14日間むげに待たされるようなことはありませんので、ご安心ください。
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生活保護総合支援ほゴリラの2つのサポート
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ここまで、神奈川県で支給される生活保護の支給額や受給できる条件、申請する方法などについて解説しました。単身者では約11〜13万円が支給されることや、お住まいの地域を管轄している役所で申請できることなどがお分かりいただけたかと思います。
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著者
井口 優
株式会社フォーユー 代表取締役社長生活保護は発足から70年以上も経過している制度であるにもかかわらず、未だ国民の理解が低く、「生活保護をよく知らない」ことが原因で、受給できるのに受給していない方が多くいらっしゃいます。ほゴリラのサービスを通じて1人でも多くの生活困窮者に手を差し伸べることで、日本全体の貧困問題を解決する一助となれるよう日々精進していきたいと考えています。
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