横浜市で生活保護を申請する方法とは?受給条件と金額も解説
【目次】
- 生活保護を申請する場所
- 生活保護の申請方法
- 横浜市で支給される生活保護費
- 横浜市で生活保護を受給できる条件
- 生活保護総合支援ほゴリラの2つのサポート
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生活保護は、ざっくりどんな制度か知っていても詳しく知らない方が非常に多いです。そのため、ご自身が生活に困窮してしまい生活保護を申請しようとしたときに、「どうしたらよいかわからない」という方がほとんどなのです。
本記事では、横浜市で生活保護の申請をする方法をわかりやすく解説します。また、生活保護の支給額や受給できる条件についても解説しますので、参考にしていただければ幸いです。なお、本記事を執筆しているほゴリラでは、生活保護の受給が可能か診断できる「生活保護の受給診断」と、賃貸の入居審査に通過できる可能性がどれぐらいあるか診断できる「賃貸の入居審査診断」を運営しております。どちらの診断も簡単な質問に答えるだけで60秒で結果がわかりますので、ぜひお気軽にご利用ください。 -
生活保護を申請する場所
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生活保護の申請をする場合、原則お住まいの福祉事務所(住民票のある地域)で手続きします。横浜であれば、各区の区役所で申請するということです。
また、もし現在特定の住所が無く、ホームレスやネットカフェ難民、知人宅を転々としている場合などは、最寄りの福祉事務所で申請することが可能です。詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。
生活保護は住所不定でも申請可能!申請と受給の違いによる誤解を解説 -
横浜市の区役所一覧
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区役所名 所在地 鶴見区役所 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央3-20-1 神奈川区役所 神奈川県横浜市神奈川区広台太田町3-8 西区役所 神奈川県横浜市西区中央1-5-10 中区役所 神奈川県横浜市中区日本大通35 南区役所 神奈川県横浜市南区浦舟町2-33 港南区役所 神奈川県横浜市港南区港南4-2-10 保土ヶ谷区役所 神奈川県横浜市保土ケ谷区川辺町2-9 旭区役所役所 神奈川県横浜市旭区鶴ケ峰1-4-12 磯子区役所 神奈川県横浜市磯子区磯子3-5-1 金沢区役所 神奈川県横浜市金沢区泥亀2-9-1 港北区役所 神奈川県横浜市港北区大豆戸町26-1 緑区役所 神奈川県横浜市緑区寺山町118 青葉区役所 神奈川県横浜市青葉区市ケ尾町31-4 都筑区役所 神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎中央32-1 戸塚区役所 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町16-17 栄区役所 神奈川県横浜市栄区桂町303-19 泉区役所 神奈川県横浜市泉区和泉中央北5-1-1 瀬谷区役所 神奈川県横浜市瀬谷区二ツ橋町190 -
このように横浜には18の区があり、それぞれに区役所がありますので、現在お住まいの区を管轄している区役所にて生活保護の申請をします。
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生活保護の申請方法
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生活保護を申請するには、各区役所にある保健福祉センターの生活保護課の相談窓口で申請希望の旨を伝えます。その後、相談員との面談を受け必要な申請書類に記載して申請終了です。
まずは、最も重要な相談員との面談について詳しく解説していきます。 -
相談員との面談
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生活保護の申請で最も重要なのが相談員との面談です。申請希望者から現状をヒアリングして、生活保護の受給条件を満たしているかどうかを相談員が判断するためです。
仮にここで事実と違うことを述べてしまえば不正受給の疑いがかけられ、申請させてもらえなくなることもあります。また、あくまで人と人との面談になりますので、横柄な態度を取ってしまったり、伝えたいことがうまく伝えられず誤解されてしまう可能性も否定できません。そのため、相談員との面談は生活保護の申請において最も重要であるといえます。
しかし、横浜市は2021年に水際作戦とも取れるような事例が発覚しており、生活保護に厳しいと言われている地域です。詳しくは以下の記事で解説していますので、不安がある方はご参照ください。
横浜市で生活保護を申請するのは厳しい?申請サポートで確実に受給! -
申請に必要な書類一覧
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申請に必要な書類 内容 生活保護申請書 申請者の名前や現住所を記載 収入申告書 世帯の収入を記載 資産報告書 土地や建物などの資産を記載 同意書 銀行や信託会社の情報閲覧の同意 扶養義務者届 扶養義務のある人の氏名や連絡先を記載 -
ご自身の状況などによって他にも書類が必要な場合もありますが、生活保護の申請に主に必要な書類は概ね上記の通りです。現在の収入や資産の有無、口座情報を確認するための同意書などになります。
また、生活保護を受給することを『親族や周囲の人にバレたくない』と考えている方は多く、扶養義務者届を書くのに抵抗がある方もいらっしゃるかと思います。しかし、生活保護を申請すると原則3親等内の親族に、申請者を経済的または精神的に援助することが可能かを確認する「扶養照会」を行う必要があるため、扶養義務者届の提出は原則必要です。
とはいえ、親族からDVや虐待を受けていた場合や、金銭のトラブルなどを抱えている場合などは、扶養照会を行うことで新たなトラブルに発展する可能性があるため、扶養照会を行わないケースもありますので、ご安心ください。
扶養照会についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
生活保護の扶養照会は断り方があります!断り方を簡単に解説 -
本人以外の申請も可能
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あまり知られてはいませんが、生活保護の申請は必ずしも本人である必要はありません。何故なら、本人が入院中であるなど申請に行きたくても行けない状況は少なからずあるため、代理人が申請出来るようになっています。
しかし、当然ながら誰でもよいわけではなく、原則以下に該当する人が代理人の資格を持ちます。- 要保護者(本人)
- その他の扶養義務者
- その他の同居の親族
同居の親族は6親等内の血族、3親等内の姻族とされており、ほとんどの親族に代理人の資格があります。とはいえ、相談員との面談などご自身の状況や経緯を説明するためには、極力ご本人が申請した方がスムーズでしょう。 -
横浜市で支給される生活保護費
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単身者の場合 金額 生活扶助 76,310円 住宅扶助 52,000円 合計 128,310円 -
生活保護費は、地域や世帯人数などによって金額が変動します。横浜市の場合は、単身者で約13万円と定められておりますが、世帯構成や障がいの有無などによっても金額が変動しますので、詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。
横浜市で生活保護の金額はいくらになるのか?気になる支給額を解説! -
横浜市で生活保護を受給できる条件
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生活保護は生活に困窮してしまった方が受給できる制度です。しかし、生活困窮の基準は人によって異なりますので、生活保護法によって基準が明確に定められております。条件は以下の3つになりますので、参考にしていただければ幸いです。
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収入が生活保護費未満
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1つ目の条件は、生活保護費よりも収入が少ないことです。生活保護費は国が定めた最低限の生活費ですので、生活保護費よりも収入が少ないということは国が定めた最低限度の生活水準を満たしていないことになります。
加えて、最低限必要な生活費は地域によって異なりますので、横浜市で生活保護を受給する場合は、上記で解説した横浜市で支給される生活保護費よりも収入が少ないことが条件となります。 -
資産や貯蓄がない
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2つ目の条件は、貯金などの資産を所有していないことです。収入が少なくても、貯金を切り崩したり車などの資産を売却することで生活費を工面することができます。そのため、本当の意味で生活に困窮しているとは言えませんので、生活保護の対象にはなりません。とはいえ、状況次第では所有が認められる場合がありますので、手放せない理由がある方は生活保護の申請時に確認しておくと良いでしょう。詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。
生活保護を受けても車を所有することは可能!所有可能な条件を解説! -
親族に頼ることができない
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最後の条件は、親族に頼ることができないことです。生活に困窮してしまっても、親族から経済的な援助が受けられる場合は生活保護の対象にはなりません。そのため、生活保護を申請すると原則3親等内の親族に「扶養照会」が行われます。
扶養照会は親族に対して、申請者を援助することが可能か確認するための書類ですので、親族から扶養できない旨の返信があった場合や返信自体なかった場合などは生活保護を受給することができます。なお、親族とのトラブルがあった場合は扶養照会を行わずに生活保護を受給することができます。扶養照会について詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。
生活保護の扶養照会は断り方があります!断り方を簡単に解説 -
生活保護総合支援ほゴリラの2つのサポート
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ここまで、横浜市で生活保護を申請する方法や受給できる条件などについて解説しました。原則お住まいになられている地域の区役所で、生活保護を申請することができることや、横浜市で支給される生活保護費よりも収入が少ないことなどが、生活保護を受給できる条件であることがお分かりいただけたかと思います。
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著者
井口 優
株式会社フォーユー 代表取締役社長生活保護は発足から70年以上も経過している制度であるにもかかわらず、未だ国民の理解が低く、「生活保護をよく知らない」ことが原因で、受給できるのに受給していない方が多くいらっしゃいます。ほゴリラのサービスを通じて1人でも多くの生活困窮者に手を差し伸べることで、日本全体の貧困問題を解決する一助となれるよう日々精進していきたいと考えています。
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