生活保護の受給条件とは？札幌で申請する方法も簡単に解説！
【目次】
- 札幌で生活保護を受給できる条件
- 生活保護を受給するメリットデメリット
- 札幌で生活保護を申請する方法
- 生活保護総合支援ほゴリラの2つのサポート
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生活保護を受給を検討されている方の中には、役所のサイトや厚生労働省のHPで調べてみた方もいらっしゃるのではないでしょうか？
しかし、公的機関のサイトを見ても難しい言葉で書かれていてわかりにくくなっており、調べても生活保護を受給できる条件や申請方法が結局よくわからないという方が非常に多いです。生活に困っている人が生活保護を受給するのに、条件や申請方法がわかりにくくては意味がありません。
本記事では、札幌で生活保護を受給するにあたり、必要な条件や申請する方法をわかりやすく解説します。加えて、生活保護のメリットとデメリットも解説しますので、参考にして頂ければ幸いです。
なお、本記事を執筆しているほゴリラでは、生活保護の受給が可能か診断できる「生活保護の受給診断」と、賃貸の入居審査に通過できる可能性がどれぐらいあるか診断できる「賃貸の入居審査診断」を運営しております。どちらの診断も簡単な質問に答えるだけで60秒で結果がわかりますので、ぜひお気軽にご利用ください。 -
札幌で生活保護を受給できる条件
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生活保護は、日本国憲法第25条「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」に基づいて設立された制度です。生活に困窮してしまった日本国民は、生活保護を受給することで国が定める最低限度の生活が保障されます。
しかし、生活困窮の基準は人によって異なりますので、生活保護法で明確に定められております。以下で、札幌で生活保護を受給できる3つの条件をわかりやすく解説していきます。 -
収入が札幌の生活保護費未満
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1つ目の条件は、生活保護費よりも収入が少ないことです。冒頭でも解説したように、生活保護費は国が定めた最低限の生活費ですので、生活保護費よりも収入が少ないということは国が定めた最低限度の生活水準を満たしていないことになります。
加えて、最低限必要な生活費は世帯人数や地域などによって異なりますので、札幌市で生活保護を受給する場合は、札幌市で支給される生活保護費よりも収入が少ないことが条件となります。札幌市で支給される生活保護費は単身者で約11万円になりますので、単身者の方は収入が11万円未満であれば生活保護を受給できる可能性が高いです。以下の記事で、札幌で支給される生活保護費について世帯人数ごとに解説していますので、参考にして頂ければ幸いです。
札幌市の生活保護費はいくら？受給の条件や申請方法も解説！ -
貯金や売却可能な資産がない
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2つ目の条件は、貯金などの資産を所有していないことです。収入が少なくても、貯金を切り崩したり車などの資産を売却することで生活費を工面することができます。そのため、本当の意味で生活に困窮しているとは言えませんので、生活保護の対象にはなりません。とはいえ、車が無ければ生活に支障をきたしてしまうなど、状況次第では所有が認められる場合がありますので、手放せない理由がある方は生活保護の申請時に確認しておくと良いでしょう。詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。
生活保護を受けても車を所有することは可能！所有可能な条件を解説！ -
親族に頼ることができない
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最後の条件は、親族に頼ることができないことです。生活に困窮してしまっても、親族から経済的な援助が受けられる場合は生活保護の対象にはなりません。そのため、生活保護を申請すると原則3親等内の親族に「扶養照会」が行われます。
扶養照会は親族に対して、申請者を援助することが可能か確認するための書類ですので、親族から扶養できない旨の返信があった場合や返信自体なかった場合などは生活保護を受給することができます。なお、親族とのトラブルがあった場合は扶養照会を行わずに生活保護を受給することができます。扶養照会について詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。
生活保護の扶養照会は断り方があります！断り方を簡単に解説 -
生活保護を受給するメリットデメリット
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生活に困窮してしまった方は、生活保護を受給することで、国が定めた最低限度の生活が保障されると解説しました。しかし、あくまでも最低限度の生活であることから、人によってはメリットだけでなくデメリットに感じてしまう部分も少なからずあるかと思います。以下で、生活保護のメリットとデメリットについて解説していきますので、参考にしてみてください。
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生活保護のメリット
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生活保護を受給することのメリットは、大きく以下の4つが挙げられます。
- 毎月の収入が一定
- 医療費が無料
- 世帯の状況によって保護費が変動する
- 自立に向けた支援が受けられる
下記にて1つずつ解説していきます。 -
毎月の収入が一定
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生活保護費は、地域や世帯人数などによって金額が異なります。上記で札幌市の単身者の金額が約11万円であると解説しましたが、それはあくまで収入が0円の場合であり、仮に収入が5万円ある場合は、11万円から収入分の5万円が差し引かれた6万円が支給される形となります。そのため、収入が不安定な方でも毎月同じ水準の生活が保障されるということです。
働きながら生活保護を受給したい方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
生活保護は働きながら受給可能！覚えておくべき3つのポイント -
医療費が無料
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病気や怪我などが原因で生活に困窮されている方の中には、一生懸命お金を稼いでも医療費が生活費を圧迫してしまい、満足な食事が取れていない方もいらっしゃるかと思います。
生活保護を受給すると、保険適用内の医療費は全額生活保護費で賄われますので、どれだけ通院、治療をしても支給された生活費は全額生活費に充てることができます。
生活保護で医療費が無料になる仕組みについて詳しく知りたい方は、以下の記事をお読みください。
生活保護は医療費が無料！医療扶助のメリットや注意点を解説 -
世帯の状況によって保護費が変動する
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繰り返しになりますが、生活保護費は地域や世帯人数などによって金額が異なります。札幌市の単身者の金額は約11万円であると上記で解説しましたが、同じく単身者であっても障がいの有無によって保護費が増額するケースや、年齢によっても若干の変動があります。また、2人世帯でも夫婦とひとり親世帯で金額が異なりますので、生活保護費は世帯の状況によって金額が変動することがわかります。このような保護費の変動は、生活保護の「加算」によって発生しますので、詳しく知りたい方は以下の記事をお読みください。
生活保護の9つある加算を一覧でわかりやすく解説します！ -
自立に向けた支援が受けられる
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生活保護は、単に生活困窮者に最低限度の生活を保障するだけの制度ではなく、生活困窮者の経済的、精神的な自立をサポートする制度です。そのため、働ける状態になった方は就労支援などのサポートを受けることができます。また、就職に有利な資格の習得費が生活保護費から支給される場合もありますので、詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。
生業扶助は高校の学費や就職で活用！便利な生業扶助を簡単に解説！ -
生活保護のデメリット
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ここまで生活保護のメリットをご紹介しましたが、本格的に生活保護の受給を検討されている方が気になるのは、デメリットの方ではないでしょうか。以下で、生活保護のデメリットを簡単に解説していきますので、参考にしてみてください。
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贅沢品の所有が認められない
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抽象的な言い方になりますが、生活保護を受給すると贅沢品の所有が認められません。繰り返しになりますが、生活保護は最低限度の生活を保障する制度ですので、生活に最低限必要だと判断されるものや必要以上に高価なものの所有は認められないのです。
とはいえ、何でもかんでもダメなわけではなく、所有率が7割を超えるものに関しては所有が認められておりますので、PCやスマホなどは所有することができます。 -
住居が制限される
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生活保護を受給すると、居住可能な住居が制限されてしまいます。札幌の単身者の場合、家賃36,000円が上限と定められており、原則それ以上の家賃の物件にはお住まいになることができません。そのため、現住居の家賃が36,000円を超えている場合は、生活保護を受給すると同時に36,000円以内の家賃の物件に転居する必要があります。
なお、家賃の上限は世帯の人数によって変動しますので、札幌市にお住まいの方で単身者以外の方は、以下の記事をお読み頂ければ世帯人数ごとの家賃上限がわかります。
札幌の生活保護者が住める家賃上限(住宅扶助)はいくらになるのか？ -
札幌で生活保護を申請する方法
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生活保護を受給できる条件を満たしている方は、申請することで生活保護を受給することができます。以下で、札幌で生活保護を申請する方法をわかりやすく解説していきますので、参考にしていただけると幸いです。
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お住まいの区役所の相談窓口で申請
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生活保護は、各区（市）を管轄している福祉事務所で申請することができます。札幌市の場合は10の区がありますので、各区の区役所に福祉事務所が併設されており、お住まいの区の区役所で生活保護を申請することができます。なお、ホームレスの方など特定の住居が無い場合は、最寄りの区役所で申請することが可能です。
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自治体 住所 札幌市中央区役所 札幌市中央区南3条西11丁目330-2 札幌市北区役所 札幌市北区北24条西6丁目1-1 札幌市東区役所 札幌市東区北11条東7丁目1-1 札幌市白石区役所 札幌市白石区南郷通1丁目南8-1 札幌市豊平区役所 札幌市豊平区平岸6条10丁目1-1 札幌市西区役所 札幌市西区琴似2条7丁目1-1 札幌市南区役所 札幌市南区真駒内幸町2丁目2-1 札幌市厚別区役所 札幌市厚別区厚別中央1条5丁目3-2 札幌市手稲区役所 札幌市手稲区前田1条11丁目1-10 札幌市清田区役所 札幌市清田区平岡1条1丁目2-1 -
申請が受理されるまで原則14日以内
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生活保護の申請は相談員との面談形式になりますので、生活困窮に至ったこれまでの経緯などを説明して以下の申請書類を提出すれば申請は終了です。
また、生活保護は申請してすぐに受給開始になるわけではありません。不正受給を防止する観点などから、申請を受けた福祉事務所は申請者の身辺調査を行います。このような調査には時間が必要になるため、生活保護を申請してから受理されるまで原則14日以内と定められているのです。 -
申請に必要な書類 内容 生活保護申請書 申請者の名前や現住所を記載 収入申告書 世帯の収入を記載 資産報告書 土地や建物などの資産を記載 同意書 銀行や信託会社の情報閲覧の同意 扶養義務者届 扶養義務のある人の氏名や連絡先を記載 生活歴 これまでの人生をわかる範囲で記載 -
生活保護総合支援ほゴリラの2つのサポート
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ここまで、札幌で生活保護を受給できる条件や申請方法などを解説しました。生活保護を受給できる条件は、札幌市で支給される生活保護費よりも収入が少ないことや、資産を所有していないこと、親族に頼ることができないことの3つで、お住まいの区の区役所で申請できることなどがお分かりいただけたかと思います。
本記事を執筆しているほゴリラでは、これから生活保護の受給をご検討されている方のために「生活保護の申請同行サポート」、賃貸の入居審査に通らない方のために「楽ちん貸」というサービスを行なっておりますので、以下で簡単にご紹介致します。 -
生活保護の申請同行サポート
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生活保護の申請同行サポートでは、生活保護に関するご相談を年間1万件以上受けている生活保護の専門家が、実際にご相談者様の生活保護申請に同行させていただきます。
上述したように、生活保護の申請は簡単ではありません。自治体の相談員にこれまでの経緯や働けない事情等を説明し、相談員を納得させる必要があります。加えて、申請に必要な書類は何枚もあり、書き方がわかりにくくなっています。
生活保護の申請サポートをご利用いただければ、上記の事柄はもちろんのこと、生活保護の申請から受給開始に至るまで無料でサポートさせていただきます。
申請同行サポートをご利用いただいた際の受給決定率は99％となっておりますので、生活保護を検討している方はぜひご利用ください。
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なお、診断やご相談はすべて無料ですのでご安心ください。 -
生活保護の申請同行サポートについては、こちらの記事でより詳しくご紹介しております。
生活保護の申請サポート｜札幌の生活保護の総合支援ほゴリラ -
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楽ちん貸については、こちらの記事でより詳しくご紹介しております。
保証人も保証会社も不要で札幌の【普通の賃貸】に住める楽ちん貸とは
著者
井口 優
株式会社フォーユー 代表取締役社長生活保護は発足から70年以上も経過している制度であるにもかかわらず、未だ国民の理解が低く、「生活保護をよく知らない」ことが原因で、受給できるのに受給していない方が多くいらっしゃいます。ほゴリラのサービスを通じて1人でも多くの生活困窮者に手を差し伸べることで、日本全体の貧困問題を解決する一助となれるよう日々精進していきたいと考えています。
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